2002年4月から始めた「エブリデーライン」
同じサイズの同じ紙。
いったい自分はどこまで旅ができるだろう…
Everyday a line - collection / Taro Tomori
Everyday a line / 1960
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Everyday a line / 1959
「時の重なり」
07.8.11-1959
目に見えない世界があると言う。
ただ目に見える気付かない世界、とも言えるかもしれない。
全く同質に見えるものが
重なり合っていく時間の経過こそ
目に見えにくい世界なのかもしれない。
散々な目に遭い、固まりきったものの見方を
どのように解していくか。
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Everyday a line / 1958
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Everyday a line / 1957
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Everyday a line / 1956
「物心」
07.8.8-1956
辞書曰く、物質と精神。
至る所に目をやり考えても
怖じ気づき言葉が出ない…。
しかし感情は込み上げて、
自らの想像を利に振り回されず
純粋な思いで持ち続ける人は
真に素晴らしいなと、言葉が熱く浮かんだ。
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Everyday a line / 1955
「考察」
07.8.7-1955
(同じことを何度でも
同じ所をグルグルと
少し分かってきたら色を変え
勇気を出して幅を広げる。)
同じ処を回り廻って
今来た道とこれからの路、
新しい勇気で幅を拡げる。
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Everyday a line / 1954
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Everyday a line / 1953
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Everyday a line / 1952
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Everyday a line / 1951
「色合い」
07.8.3-1951
ちりばめられたものを
隅々に目を配り、クールに見定めることは
意外にも不可能だった。
原色、混色、無彩色と呼ばれる流れは
全く意味を持たないが
何故かバランスを操る意識が働く。
あっと言う間の不可能な理解に収めたが、
これほど苦しむとは思わなかった。
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Everyday a line / 1950
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Everyday a line / 1949
「板」
07.8.1-1949
青いペンキで塗られたトタン板の物置は
相当汚れていて、砂埃とキズだらけだった。
それが妙に印象的で、忘れていた
あの頃と、あの頃を繋ぎ合わせ回顧させた。
次に視線を元に戻した光景と今有る姿に、胸が、
もっと今を感じる。
ああ本当に今なんだ。
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Everyday a line / 1948
「気にしないもの達」
07.7.31-1948
今日で七月が終わります。
何だか気にもせず、口にも出さずの
モヤモヤした感じでこの月は過ごしたようです。
苦手なボールペンでのドローイング。
電池の切れた腕時計。
修理したい自転車。
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Everyday a line / 1947
「時間」
07.7.30-1947
与えられた時間。
なるべく遠くを見るように。
なるべく独自で考えるように。
なるべく足下を忘れぬように。
一言で「世界」はどこまで広げられるか
いつもまったく分からないけれど
あらゆる時間の使い方が世界で存在している。
今から寝て、朝起きる僕とは
世界がまったく違うように。
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Everyday a line / 1946
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