ハネっちのミリブロ?

エアガンはyahooオークションでもyukichi10500のIDで出品していますので併せてご覧頂ければ幸いです。

WA コルトゴールドカップナショナルマッチ 6in パワーカスタム

2023-09-13 13:19:35 | フィクスド・固定スライドガスガン

ウェスタンアームズの固定スライド(フィクスドスライド)ガスガン コルトゴールドカップナショナルマッチ6inをベースにしたカスタムガンのご紹介です。

長いガバメントで思い出す映画と言えば「ターミネーター」でしょうか? 未来から来た無敵の殺人ロボットも銃砲店を襲ってまでして手に入れていたのですからアレ(AMTハードボラー)の性能ってたぶんイイんでしょうね~

 

一般にバレルが長いと実射性能が高くなるのは実銃もエアガン(ガスガン)も同じですが、今回のゴールドカップ6inも同シリーズのコマンダーや5インチモデルよりも高めのパワー設定となっています。

 

画像左:マガジン温度28℃ SA  画像中:同28℃ DA 画像右:同36℃ SA

ノーマル時のスペックも既に長物電動ガン並み(0.2g弾の弾速で82.5m/s)、ダブルアクション時に若干パワーダウンしているようですが、このままHOPをつけるだけでもサバイバルゲームでは十分な戦闘力になるのではないかと思います。

 

ただちょっと気になるのがトリガーフィーリングの悪さ、重くてガサツな感触はウェスタンアームの高級機種とはとても思えません。そんな訳で最初のチューニングはトリガースプリングの弱化です。感触的にはノーマル比で2/3程度、フリクションも抑えてガサガサした感触もなくしました。

 

ハンマースプリングを弱くしてしまうとパワーも低下してしまいますので、併せてバルブチューニングも行いました。これでトリガーが軽くなってもパワーは落ちません。ついでに劣化していたパッキンも交換しています。

 

ハンマーを起こしてから撃つシングルアクション(SA)時に対して低下していたダブルアクション(DA)時のパワー差についても対処しています。シアー調整を行う事でハンマーの起きる角度を増してSA時と同等の打撃力を確保しています。

 

固定HOPも新たに追加しました。せっかくのハイパワーも軽い0.2g弾では生かしきれませんのでガッツリ重量弾でロングレンジを狙って下さい(0.25~0.28g弾がお勧めです)

 

経年劣化でボロボロになっていたマガジンの塗装は一旦剥がして再度ブルーイングで仕上げ直しました。またガスが充填しずらくなっていた注入バルブもパッキンを交換しています。

 

画像左:ノーマル    画像右:変更後

あと銃口を正面から見た時の雰囲気がカッコ悪かったので右のように変えてみました。ちょっとだけインナーバレルは短くなりますが大口径のガバメントっぽくなったような気がするようなしないような・・・この辺は好みです(汗)

 

画像左:マガジン温度28℃ SA  画像中:同28℃ DA  画像右:同36℃ SA

という訳で完成後のスペックはこんな感じです。パワーはノーマル比120~140%、ハンマースプリングを弱めたりバレルを短くしても実射性能はむしろ上がっています。打撃力アップで無理やりバルブをこじ開けるようなチューニングじゃこんな事はできません。

 

ガスガントップレベルのハイパワーに重量弾対応のHOP、ガスハンドガン最強のスペックを誇るWA コルトゴールドカップナショナルマッチ 6in パワーカスタム、これがあったらターミネーターの仕事もずっと楽になるんじゃないでしょうか(笑)

 

水平射飛距離55m~ 

最大飛距離75m~ 

0.25~0.28g弾推奨 

WA コルトゴールドカップナショナルマッチ 6in パワーカスタムのレビューをお伝えしました。

 


被弾感覚の違い1(S&T M4A1 パワーカスタム流速)

2023-09-05 05:27:39 | 実験&考察(エアガン)

今回はちょっとだけ体を張った実験です。

私が思うにサバイバルゲームをやってる人って真面目な人が多いんじゃないかと思います。だってヒットの判定は自己申告、撃たれた人は自ら敗北を認めるのですからお互いに誠実でなければゲームは成立しません。

ただ中には撃たれても黙っているクソヤローな人もいる訳で、そんなゾンビ(ヒットされても黙ってる人:サバゲ―用語)対策のためにも被弾感覚の強い=当たると ”痛い” エアガン(エアソフトガン)が必要になってくるのです。

「でもパワーの上限は決まってるだろ」って? 大丈夫、同じパワーでも 痛いのはちゃんとあるんです。

 

それは 私のカスタムしたこの電動ガン↑ です(アヒルは気にしないで下さい)。0.25~0.28g弾の特性に合わせたセッティングは0.2g弾を使う一般的な電動ガンにはない痛みをもたらします。

 

実験は0.2g弾、0.25g弾。0.28g弾を使ってそれぞれ約40m離れた場所から被験者(私です)の背中をセミオートで10発ぐらい撃ちます。尚、 痛さの度合いはすべて 主観になりますので予めご了承下さい(汗)

 

では0.2g弾から始めます。HOP適正時のパワーは0.78J(初速88.74/m)、一般的なスタンダード電動ガンやちょっとしたチューニングガンを想定したレベルです。弾はS&T 0.2gバイオBB弾を使用しました。

 

被験者の感想「ぜんぜん余裕~♪」

 

0.8J程度と言えば次世代電動ガンクラスのパワーですが0.2g弾を使うと当たった感覚は殆どありません。痛くないので「黙っていようかな」なんて考えてしまう人が出てくるのも納得で、この程度の性能しか出せないのに後でクレームを入れる人も大人げない気がします。

 

次は0.25g弾です。HOP適正時のパワーは0.84J、0.2g弾よりもより強いHOPを掛ける0.25g弾でパワーが出るのは重量弾に合わせた流速カスタムの特性、次世代電動ガンよりもワンランク上の性能です。0.25gマルイ製バイオ弾を使用しました。

 

被験者の感想「おっと」

 

被弾感覚は明確になりました。これでゾンビかましてくるヤツは故意にそうしているのでしょう。服に当たる音もしっかりと聞こえ臨場感のあるサバゲ―が楽しめそう・・・つまり痛さにはまだ余裕があります。

 

最後は0.28g弾です。HOPの強度をさらに強めたので0.25g弾時よりもややパワーダウンしていますが弾道はフラット、ボルトアクションのVSR-10 シリーズと並ぶ性能です。

 

被験者の感想「やめて~(涙)」

 

パワーは0.2g弾の時と殆ど変わらない(0.79J)のに痛みは0.25g弾よりも断然上、じっとしていられずに悶える様子を見た射手(妹のイン子)も面白がって撃つのを止めてくれません。結局20発ぐらい撃たれたところで実験は終了しました。

 

 

まとめ

弾速計で測る数値は必ずしも被弾時の痛みを示している訳ではありません。でもそれを低く抑えることができるのが重量弾、空気抵抗で失われる運動エネルギーを低く抑えることができるのです。そしてその重い弾に強いHOPを掛けて尚且つパワーの低下を最小限に抑えるのが "流速カスタムで、つまりはこのカスタムの魔法のような特性=” 当たると痛いセッティング" という訳です。

いくらパワーを上げてもそれが軽い0.2g弾でしか発揮できないのであれば無意味、「俺のは初速○○m出てる」なんて意味不明な言葉(弾速の単位はm/sです)を発している人には分からないかもしれませんが0.28g弾ってあたると痛いんですよ(笑)

 

*ベースガン:S&T M4A1 施工メニュー「パワーカスタム流速」

水平射飛距離60m ~

有効射程距離65m~ 

最大到達距離85m~

以上、「被弾感覚の違い」をお伝えしました。