ハネっちのミリブロ?

エアガンはyahooオークションでもyukichi10500のIDで出品していますので併せてご覧頂ければ幸いです。

RICOH RIKENON P ZOOM 35-70mm F3.4-4.5 MACRO

2022-06-10 00:14:50 | レンズ

古いレンズを分解していくシリーズ第4弾

「RICOH RIKENON P ZOOM 35-70mm F3.4-4.5 MACRO」です。
このレンズは1980年初期に発売されたレンズで、遠藤厳達さんというエライ光学設計士が造ったたいそ~なレンズなんだそーです(* ̄- ̄)ふ~ん
 
でもま~私が買ったのは中でレンズが”カタカタ”するジャンク品、おまけでリケノン50mmの単焦点レンズも付けてくれたってコトは、売り主の人もいらないんだろーな~( ̄▽ ̄;)
 
まず最初にこの突起をのけます。ホントは色々機能もあるんだけど私のペンタックス機にはめるとつっかえてレンズが外れなくなる・・かもしれないヤバいやつらしーからですΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
 
突起はマウントを外すとポロっと取れました✌
 
次に後ろユニットを分解していくと
 
奥のレンズがちゃんとはまってないんだけどー(~_~;) ガタガタの原因はココみたいです
 
でも、このレンズがなかなか取れなくてムリヤリ引っ張り出してると・・もっとハマりました( ;∀;)
 
イロイロやっても外れないんで、最終兵器のゴムハンマーでどついたら( ̄▽ ̄;)
 
なんとか取れました(^^; 良い子と大人はマネしないで下さい。あとレンズの向きが逆だったみたいで、ひっくり返すと元の位置にきっちり収まりました(^O^)
 
後は、他のレンズをお掃除をしてから組み戻して直すと完成~
 
繊細な描写が評判通りでイイ感じです(*´ω`*)
 
以上「RICOH RIKENON P ZOOM 35-70mm F3.4-4.5 MACRO」の分解掃除でした

マルゼン ワルサーPPK/S パワーカスタム

2022-06-04 22:06:01 | フィクスド・固定スライドガスガン

マルゼンの固定スライドガスガンPPK/Sのカスタムレビューです。

”固定スライドガスガン=低性能な旧式銃” なんて思っていませんか?確かに最近はあまり新製品が出ないので旧式感は否めませんが、スライドが動かないからといって決してブローバックモデルと比べて性能が劣っている訳ではありません。

マルゼンのPPK/Sが登場したのは今から30年程前、前回のマルシンP88よりも少し前ぐらいです。十分なパワーに高い命中精度、それを小型モデルで成立させた秀作の固定スライドガスガン・・・だった筈なのですが、私が買った製品ではちょっと事情が変わっていました。

HOPを搭載したことをメーカーは強く宣伝していましたが、それはバレルに開けた大きな穴からアイアンクローよろしく鉄の爪でBB弾をひっかいてバックスピンさせるとんでもないシロモノ、旧仕様より大きく下がった集弾性能やパワーでPPK/Sはめでたく「クソ銃」の仲間入りを果たしていました。

でもまあ5.000円ぐらいだしPPK/Sなんだからという理由で何となく買ってしまった私でした(汗)

画像左:表面             画像右:裏面

ちょっと余談になりますが弾速計が高価だった時代には空き缶でパワーを計測するのが一般的でした。手に持った缶の真ん中に垂直に打ち込んで「○○は2発で貫通」とか「俺のは裏に亀裂が入った、もう少しで両面貫通するぜ」なんて感じです。

久々に試した空き缶パワーチェックの結果はご覧のとおりです。PPK/Sはビールの缶であれば一発で両面貫通、缶が厚いコーラでも表面を貫通して裏面に凹みをつけるぐらいの貫通力があります。

もちろん缶の厚みが飲み物の種類や製造ロッドによって異なったり、慣れた人とそうでない人でも結果は違ってくるので参考程度にしかなりませんが、まあ決して弱い方ではないと思いますよ(笑) 

HOPもちゃんとしたものに改修すれば命中精度だってトップクラス、それがPPK/Sの隠れた実力なのです。 

と、ここで冒頭の「クソ銃」の話に戻ります。

A「その銃はクソや」

それはある夏のゲームの昼休み、昼食後に一服していた私にAが放った非礼な一言から始まります。奴が腰にぶら下げていたのは2万円を超える当時の最新鋭ブローバックモデル、私のPPK/Sをバカにしながら自分の銃がいかに優れているかの講釈が続きます。

私「じゃあ、”決闘” してみようか」

5~7m離れた二人がウェスタン映画の対決シーンよろしく撃ち合うこの「決闘ごっこ」は仲間内で流行っていた遊びの一つですが、私がこのままAを生かして帰すはずがありません。

のどかな昼休みは一変、ギャラリーが周りを囲むと決闘の開始です。お互いゴーグルを被ってスタンバイ、でもPPK/Sの実力を知らない奴は無謀にもTシャツのままでした。

私 「当たると痛いから何か着たら?」

A  「別にいい」

ジャッジの合図でスタート、Aがベリっとマジックテープの音を立てながら安物ホルスターから銃を抜くよりも速く、私のPPK/Sは初弾を放っていました。

A「うっ」

薄いTシャツ越しに皮膚に食い込むBB弾、痛みで思わず膝をつくAでしたがムカついてるのでもう一発!

私「だから痛いって言ったのに~♪」

慣れた手つきでホリゾンタルタイプのショルダーホルスターにPPK/Sを収めながら、わざとらしく声をかける私はフェイスガードの下で思いっきり笑っていました。

以上、マルゼンPPK/Sパワーカスタムのレビューをお伝えしました。

 


Nikon Nikkor-Q Auto 200mm F4

2022-06-01 23:25:41 | レンズ

古いレンズを分解していくシリーズ第3回

「Nikon Nikkor-Q Auto 200mm F4」です。
 
このレンズは1961年に発売されたニコン一眼レフ初の望遠レンズ
今でも写りがイイと評判の200mm単焦点を分解掃除していきたいと思います(`・ω・´)
 
始めにフォーカスリングにあるちっこいイモネジを外して上のリングを緩めたら鏡筒の先を外します
 
次にマル印の所のネジを緩めると
 
中のユニットがごっそり取れます
 
1枚目のレンズを外して
 
2枚目のレンズの上にあるワッシャーもとりますが、コレには表裏があって、もし間違うと・・
 
こ~んなボケボケ写真がとれてしまいます( ̄▽ ̄;) 汚い部屋は気にしないで下さい・・
 
次はユニットを回して外して
 
どんどん中のレンズを取りだすとOK、レンズ構成は4群4枚でユニットは3分割にできます。単焦点はシンプルなのでどこからでも分解できるのがいいです(*^。^*)
 
おまけ:ニコンはホームページにレンズ構成図が公開されているので向きを忘れても大丈夫です✌
 
今回は絞り羽の前、3枚目のレンズにカビがあったのでお掃除しました
 
組みもどしたらヘリコイドの位置確認をして作業は完了です
 
高原の牧場でゆったり試し撮り~ じゃなくて近所の公園を散歩してたヤギさんをパチリっ透明度の高い今でも現役の写りが復活しましたヾ(o´∀`o)ノ
 
でもなんでここにヤギさんがいたのかは謎です。
 
以上「Nikon Nikkor-Q Auto 200mm F4」の分解&掃除でした。