マルイ VSR-10 Gスペックをベースにしたカスタムガンのご紹介です。
私がまだ若い頃のサバゲ―スナイパーライフルと言えばマルコシのスーパー9(通称SS9)をベースにカスタムするのが定番でしたが、私の先輩が持っていたSS9はHOPがなくても平気で60m~を有効射程に収める極悪銃、全く"ソフト"なんて呼べないエアガンでした。
そんな先輩に憧れて私が買ったのがマルゼンAPS-2です。当時はまだHOPが入っていなかったので0.25g弾に合わせた固定HOPを自作しパワーも1.5Jぐらいにまで引き上げた(このぐらいはOKでした)そのAPS-2カスタムは先輩のSS9に負けないくらいよく飛んでいました。
でもナゼか当たらないんですよ(涙)
ゲームでの実戦射程(有効射程)はせいぜい40mちょっと、ノーマルorちょっとカスタムした電動ガンよりは多少有利ですがスナイパーらしく50m越えでヒットが取れるのは風がない時(滅多にありません)だけで、ちょっとでも吹けば弾は流されてしまいます。
「そりゃ、当たらんで(笑)」
あっさり言われてしまいました。先輩によると「スナイパーは重い弾を使って”なんぼ”」だそうで「弾速だけ上げても意味がない(精度は変わらない)」んだとか。そう言えば妙に重くて値段も高いAPS-2専用弾(0.29g)ってのがあったのを思い出した私はさっそくお店に買いに走ったのでした。
よく当たります(汗)
0.25g弾用のHOPだとちょっとおじぎしてしまうのですが風に流される感じは少なくなって弾道の予測はずっと楽になりました。弾の重さって大事なんですよ(HOPはあとで作り直しました)。
「で、先輩は何を使ってるんですか?」
「俺のは全開(パワー)でデジの43よ~(デジコン製の0.43g弾だよ)」
よく対戦相手からクレームがくる理由もこの時に分かりましたけど(汗)
そんな実体験から生まれた?のがこの「マルイVSR-10Gスペック パワーカスタム流速γ」です。規制が入って当時よりもローパワーになってしまいましたが、さらに重い0.3~0.33g弾を軽々と発射できるのは私のカスタムが当時より格段に進歩しているといったところでしょうか。1.5Jで0.29g弾を使っていた昔のAPS-2カスタムと同程度の飛距離や有効射程を得ることができ、もちろんノーマルGスペックと比べても格段の差があります。
左:0.2g弾ゼロHOP 右0.3g弾HOP適正
↑固定HOPのAPS-2カスタムでは問題にならなかった可変HOPのパワー変動(HOPを掛けるとパワーが下がる)についても対策を行っています。強いHOPを掛けてもパワーが落ちないセッティングはレギュレーションがしっかりしている現代のサバイバルゲームでは大切な仕様です。
左:サイレンサーなし 右:サイレンサー装着時
↑発射音も昔より格段に静かになっています。サイレンサーが標準装備されていることに加えて各部に静音加工を施してありますのでノーマルと同程度、昔はそんなこと気にせずに鬼固いスプリングを入れて凄い音させてる(私の先輩みたいな)人も沢山いました(笑)
静かな発射音に電動ガンを超える超射程、0.25~0.28g弾を発射するノーマルVSR-10に対して更に上の性能を目指した「VSR-10 Gスペック パワーカスタム流速γ」は、スナイパーが夢見る”ワンショット・ワンキル”を可能にするスーパーゲームウェポンなのです。
・水平射飛距離 70m~/0.3~0.33g弾
・有効射程距離 75m~/0.3~0.33g弾
・最大到達距離 95m~/0.3~0.33g弾
以上、マルイ VSR-10 Gスペック パワーカスタム流速γ(ガンマ)のレビューをお伝えしました。
機種変してアドレス消えちゃったので出来れば教えて下さい。
よろしくお願いします。