ひつじ飼いのキノコ岩との日常

家庭の事情から、トルコ国内のすったもんだまでw

悪夢の始まりでない事を、祈りたい。

2015年02月02日 03時13分19秒 | 事件・事故・宗教・政治
今回の
日本人人質事件は

残念ながら
最悪の結果を

招いてしまった
のですが。

それと同時に
中東の過激派に

「日本はアメリカの片棒を担ぐ
犬だ」という

イメージを与えたと
あっしは思うんです。

イスラム国が
発出したビデオの最後では

明確に
「これからは日本人は、敵だ」と

吐き捨てて
いるもんね~。

これから、わしら。
敵になるらしいっす。

今までは。
日本の中東での政策って

アメリカのように
強行路線には参加しないけれども

後ろの方から
平和的な支援を

アラブ諸国に
しましょう~ってな、
ゆるい感じで。

アラブ諸国の人達からも
日本人は、アメリカみたいに

ムチャクチャする国の人間とは
違う、って思われてたんじゃ
ないかな、と。

なんというか。
肌で感じる部分が
あったんですけどね。

中東方面の
アメリカに対する憎悪、というか

マイナス感情、
というのは

日本人の想像を超えるものがある、と
思うのよ。

でも。
今回は、完全に

一線を越えた感じが
しますね。

「武力を伴わない平和貢献」は
日本の特技だったのに。

これを崩して。
日本政府は、どこへ行くつもりなんでしょうか。

当然。
普通の武力を行使する国、になれば

日本人も
過激派の標的になるわけで。

これから。
トルコも含めて

イスラム教の国での
邦人の安全確保、というのは

難しい状況に
なっていくでしょう。

だからといって。
テロに屈する、とか

過激派の言う事を聞け、とか
そういうことじゃなくて。

日本独自の
立場を取りつつ

もっと
できることが

あったんじゃないか、と
思うのだけれどね…。

何も。
イスラム国に

人質とられてることを
知りながら

わざわざ
イスラエルと共同宣言出して

「イスラム国」に対抗するために
ワシらも協力するぞ~!

と。
得意げにぶち上げる
必要は、なかったのではないかと???

「ゆる~い、平和の協力者」
という立場を

かなぐり捨てる必要は
なかったのではないかと???

…で。
当然、大使館から

またまた
注意喚起がきた。

*******

誘拐・テロ等に対する注意喚起‏

在留邦人の皆様へ

 ご存じの通り、昨日1月31日、いわゆる「イスラム国(ISIS)」が拘束中の後藤健二氏を
殺害するビデオメッセージを公開し、同メッセージの中で、日本人を標的にする旨の表現がありました。

皆様方におかれましては、外務省・大使館が発出する情報等を逐次入手いただき、
危険な場所や人けのない場所には近づかない、常に周囲に目を配るなど、
誘拐やテロ事案に巻き込まれないよう、これまで以上にご注意下さいますようお願い申し上げます。

○外務省海外安全ホームページ
 http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)


在トルコ日本大使館
領事班
代表電話:0312-446-0500

********

昨日と今日では
中東における

日本人の立場が
完全に変わった、と

ココで住んでる我々は
認識する必要があると思います。

だからって
急に隣のおばちゃんが

冷たく当たるようになる、とか
そういうワケじゃないけれど。

我々を見る目を
変える人達がでてくる、ってのは

覚えておかなきゃ
いけないと思う。

安倍さんの言う
「集団的自衛権」って
こういうことなんですかい?

でも。
日本がいくら

自衛隊を派遣したって
中東のテロリストになんか

死んでも
太刀打ちできないよ。

アメリカの特殊部隊が
作戦失敗するくらいなんだもん。

東南アジア圏以外でも
日本人は、いっぱい住んでるんですけど??

わしらに、わしらの子供に
何かあったら

安倍さん、
どうしてくれるの??

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コメント (4)
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ついに…。

2015年02月02日 02時10分33秒 | 事件・事故・宗教・政治
「日本政府よ。

 邪悪な有志連合を構成する愚かな同盟諸国のように、お前たちはまだ、我々がアラーの加護により、権威と力を持ったカリフ国家であることを理解していない。軍すべてがお前たちの血に飢えている。

 安倍(首相)よ、勝ち目のない戦争に参加するという無謀な決断によって、このナイフは健二だけを殺害するのではなく、お前の国民はどこにいたとしても、殺されることになる。日本にとっての悪夢を始めよう。」



このあと。
後藤さんの首に

ナイフが当てられたトコロで
映像は切れて

次に
遺体の上に

首がのった写真が
映し出されます。

多分。
後藤さんは

殺害されて
しまったのだと思います。

本当に本当に
本当に本当に

心の底から
残念です…。

実は。
昨晩。トルコ時間の

午前1時頃に
すでに、後藤さんの

殺害報道を
把握していたのですが。

あまりにも
ショッキングな出来事で。

何度も
PCの前に座ったけれど。

記事を
アップできませんでした。

こんな形で
海外で活動されていた邦人が

亡くなられたことは
本当に、ショックです。

残された奥さんや親族の方の
苦しみは
いかばかりでしょう。

残念です。
心より、ご冥福をお祈りもうしあげます。

後藤さんの行動には
不審な点が多い、とか

のこのこ、敵の中に
入る方が悪い、とか。

いろいろと
批難もされているけれど。

彼は
ジャーナリストだったんでしょ?

誰かが、危ない場所に入って
報道しなければ。

そこで何が
行われているのか。

誰にもわからなく
なっちゃうんんじゃないの?

そんな、どっかの国で
やってる殺し合いなんて

ほっとけば
いいじゃん?ってこと
なんでしょうかね?

後藤さんは
ジャーナリストとしての

職業を全うするために
現地に入ったんでしょう。

もしかして。
日本政府から見放された

湯川さんを助けに
行ったのかもしれない。

そこら辺の真相は
わからないけれど。

海外で活動している
邦人を守れなかった。

日本政府の
対応のまずさは

まだまだ
追求されるべきだ、と思います。


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