ひつじ飼いのキノコ岩との日常

家庭の事情から、トルコ国内のすったもんだまでw

アゼルバイジャンと、コロナワクチンと、経済立て直し策。

2020年11月12日 04時53分28秒 | 事件・事故・宗教・政治
おこんばんわ~。
日本のニュースでも

すでに
報道されてる、と
思うのですが。

11月10日。
アゼルバイジャンと、アルメニアの間で

完全停戦協定、が
合意されまして。

事実上。
2国間の戦争は
終結いたしやした。

44日間に渡る
戦闘の結果は

ほぼほぼ
アゼルバイジャンの圧勝。

これ以上、事態を
放置すると

ナゴルノカラバフ地域の
中核都市、

ステパナケルト、も
陥落の恐れがでてきた
ってことで。

ロシアが、リングサイドから
タオルを投げ入れた形、で。

アゼルバイジャンは
奪還した土地の保有権を
そのまま、保持し

アルメニア軍は
12月1日までに

周辺地域から
撤退すること。

国境沿いには
ロシア軍が

警備警護の目的で
配置されること、などが

協定の合意内容だ
そうっす。

アルメニアは、
完全敗北の形をとったわけで。

今回、1990年代に
失った係争地や
周辺地域などの

約20%ほどを
アゼルバイジャンは

奪還した形、
になるそうで。

当然、アルメニア国内の
強硬派は、激怒。

民衆が暴徒化して
政府庁舎などに、突入。

国会議員をリンチする、など
大変な混乱ぶりが
みられる模様…。

頼りにしてた
ロシアが

トルコとの
関係悪化を懸念して

「アルメニア本土に戦闘が及ばなければ
介入しない」

という
態度を貫いたせいで。

でも。
当然、ウラの方では

武器を供給したり
傭兵部隊を派遣したり
してたんですがね。

それでも。
追っつかないほど

アゼルバイジャンと
アルメニアの間には

約30年の間に
軍事的な、実力差が

ついていたって
ことなのでしょう。

アゼルバイジャンに
本土攻撃させようと

アルメニアも
関係ない町に

ミサイル打ち込んだり、とか。
散々

汚い手を
使ってはおったんですが。

最後まで、
アゼルバイジャンは

挑発に
乗らずに

あくまでも、正攻法で
失地回復した、と
いえると思いますだ。

ここんとこ。
トルコ、大ニュースが多くて
毎日、大忙しw

アゼルバイジャンの次は。
アメリカ・ファイザー社の

コロナのワクチンが
近々、出回るって話で
大賑わいになった。

日本は、すでに
大量に予約してるって
話ですが。

トルコには、もちろん。
そんないっぱいは、

最初は、
まわってこない、と
思われる(爆)

東京オリンピックの
開催委員会が

ほ~っと
胸を撫で下ろしたって
話だけどw

トルコで、
話題になってるポイントは

コロナワクチン開発において。
ファイザー社と

共同開発をした
ドイツのベンチャー企業

「ビオンテック」社がね。
トルコ人の会社だってこと~。

実際には。
CEOのウール・シャーヒン氏は

ドイツ国籍保持者、な
わけだけど。

両親は。
トルコのハタイ県から

出稼ぎのために
ドイツにやってきた
移民だったんですと。

だから。
シャーヒン氏は

国籍は、ドイツだけど
血統は、

れっきとした
トルコ人、だってわけで。

世界で最初に
実用されるであろう

コロナワクチンの開発者が
トルコ人、ってことが

もう、トルコ人にとって
この上なく、嬉しい
ニュースでしてね。

ポイント、そこかって
話で

大賑わいに
なっておるわけどす。

2015年に
ノーベル賞を受賞した

トルコ人化学者
アジズ・サンジャル氏、といい

トルコ人は。
あっしが思うに

さすがに、
世界を制した

オスマン帝国の
末裔だけあって

優秀な人材が。
多いんじゃないかって。

ただし。
現在の国情のもと

きっちり、とした
教育を受けられない子供が、ほとんど

トルコの教育制度も
よくないし。

せっかくの人材も
芽を出さずに
終わってしまうか。

または、
彼らのように

国外に出て。
そこで、高度の教育を受けて

才能を開花させるって
パターンが多いような、気がする。

まったくもって
もったいない話ですが。

マジカで、よくよく
観察すると

同じ、イスラム教徒、
とはいえ

アラブ人と、トルコ人って
全然、性格違うし。

やればできる子、が
トルコには、多いような気がスル。

もっと、教育に
力を入れれば

トルコ、絶対
伸びると思うんだけどね。

もったいない話で
ござんす。

そして。
その辺と前後して

財務大臣、エルドアン大統領の
娘婿が辞任して

中央銀行に
新総裁が、就任して

本日、ついに
エルドアン大統領が

旧大臣の
辞任を承認して

新大臣を、
任命した事。

今回の、新任者
2名と一緒に

トルコの経済を
根本から、立て直す事、

などを、ふまえた
発表をしましてね。

ガゼン、トルコリラ
勢いを増しまして。

こないだまで
12円だった、トルコリラ

いっきに
13,5円まで

急速な巻き返し、を
やってのけましたw

今後の、
経済政策によっては

このまま、
押せ押せムードで

トルコ経済
建て直しに、

持ち込めるんじゃ
ないか、という

先行き明るいムードが
漂いまくっております。

さて、今後
どう転ぶか。

てなわけで。
毎日、大ニュース連続のトルコ。

相変わらず、マスコミは
大忙しでござんすw

ホント、
トルコのニュースってさ。

毎日、
どきどきで

下手なドラマ見てるより
よっぽと、おもしろいって話w

明日は、
どんな風が吹くかね~。



本日もお付き合いいただいて
ありがとうございます。

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