何とか時間を確保して、観て来ました。「ツリー・オブ・ライフ」
まず、ヨブ記の言葉がでてきます。「おまえはどこから来たのか」
神がサタンに言われた言葉です。
子供を失い、職を失った時気付かされるもの。
人が生まれ育つ過程を
地球が創造された次元から現代社会に至るまでとを平行に辿りながら表現していると思いました。
ヨフ記のヨブはとても無垢で清く正しく、神を畏れ悪を避けて生きている人です。
そこにサタンが現れてヨブの心を試していきます。
そのヨブ記に照らしながら一般家庭の中で起きる様々なこと・・・。
父親の希望を取り入れて事業家になった長男が少年時代に感じたものと
現代の自分に何かしら違和感を覚えて神様に問いかけます。
例えば、父親が置かれている社会環境による心の葛藤が家族へ向けられる教育や躾など、
子供たちへの期待も大きく厳しくなります。
それに反抗しつつも従わざるを得ない子供たちの葛藤。
サタンに瀕死の状態に追い込まれた心清きヨブさえあまりの苦しさに「神様はいるのか」と疑が生じます。
そして、自分が生まれたことさえ呪いたくなります。
「私は裸で母の胎をでた。裸でそこへ帰ろう。
主は与え、主は奪う。主の御名はほめたたえられよ」
主は与え、主は奪う。主の御名はほめたたえられよ」
私にとって、神は善いことも悪いことも与えられます。
しかし、神の眼からすれば、私に必要だから与えられるのです。
どんな時でも神を信じることができるようにと祈ります
これまでの人生には様々なことがありましたが、今、ここに元気で存在している私は
神の護りあってこそと感謝しています。
これからの歩みも何に遭遇するか分かりません。
全てのことは私に必要なことと受け入れられるようにと祈りつつ。
映画を見られる前に聖書のヨブ記を読まれたらきっと理解度が増すのではないかと思いました。
珍しい構成の映画でした。
私は子供たちが次々と発病したときヨブ記を読みました。何も分からなくと腹が据わったように思えます。今でも分かりません。でもその時に言われたことどもはヨブの友達が言うようなことだ・・・と思ったものです。
是非、ご覧なってください。
toshimamさんの記事を何度も読み返しました。
何度も読んでいただき感謝です。
思い込みの強い記事でごめんなさい。