かぐや姫

たいした記事ではないけれど。

ナオキ

2020-05-30 18:57:07 | 日記

砂をかむよな一日になる翁。午前中一人。歌の練習、朝寝。押し寄せる未練に

苦しむ翁。やっとやっとひるが来た。古巣のカラオケ喫茶に行ってみる。

やっているかどうかわからない。不安いっぱいで扉をくぐる。2たりいた。

夫婦がビールを飲んでいる。知ってる顔の2たり。寂しい店内。

オバサンとおばさんが来て、4人になった。すぐ2たりが帰る。

またマスターを入れて4人。のる二人。ひとりさめてるおきな。

恵比寿を歌ってものらない70代。この数か月の集大成をうたう。

結局乗らずに夕方になる。ただ黙って受け入れてくれた。これはありがたい。

1つ居場所を確保した翁。まずまずかな。我慢してれば、悪くない。心障の翁。

こうやって年を取っていくのか。華やかな舞台から降ろされた翁。

未練が募る。何が足らない。若いおばばだ。トイレを直しなさい。

マスターが男だから。私が歌で呼んであげよう。甘い声の翁。

プーさんや、ありんこを呼ぶ。ダメだおばさんで無けりゃ。

真田ナオキを呼ぶしかない。なまえをかえてがんばるおきな。なおき。

オバサンはナオキを知らなかった。