かぐや姫

たいした記事ではないけれど。

目をそらす

2020-07-02 18:30:02 | 日記

買い物もほどほど。カツオの刺身と、タイの頭。ざるそば食って、いざいかん。

ボーズの予感。つまりお客ゼロ。しかしなぜか確信がある。駐車場で車が並ぶ。

5人ほどの客が待ち受けていた。もちろんお婆さん。目当てのおばさんはいないが、

お婆さんとおばさんの中間のママが、かわいい。あれ髪切ったの。しかも胸が

小さいながら、強調した服を着ていた。しばしみとれるおきな。かわいいねを

言おうとしたが、チャンスなし。本人もきづいている様子。上着で隠すが

歌うとはだける。目のやり場に困る翁。もっと若かったらな。ざんねんのまま。

でも、かわいいものはかわいい。ただし暗い店内。皴は隠れる。明るい外に

出たら、蒸発するだろう。グラスに氷入れましょか。そうだ泣いてください。こおり

健太。ママにふさわしい歌を歌う。ああ翁。とけちゃうわ。冗談が飛び交う。

もちろんほんとは、温かい。コーヒーをお飲みなさい。やさしくアイスコーヒーを

持ってきてくれた。この店で、いちばんやさしいのではないか。惚れてはいけない人

マスターに叱られる。惚れてもいいぜと隣の婆。すかさず、俺でいいのか。

坂本冬美。あのな。翁も好みがある。猿。マントヒヒは願い下げ。人間がいい。

ちょっと聞いて。何か妖怪。城崎恋歌聞いてくれ。今度城之崎に旅行するそうだ。

この歌で、ひっかけてくる。ああお酒かい。そんないい男はここ以外にいない。

またみあげ話を生きてたら、聞かしておくれ。いい加減に酔ったおばばは、

帰って行った。あわせて翁も帰る。不完全燃焼。中毒しそうな翁だが、これ以上

いいことは起きそうにない今日はママの色気にまいった日。明日もお越しください。

明日は別の女性を置いときます。あれ?ママ別人。化粧が濃い。いらっしゃい。

私がママ2号。マスターがニヤニヤ。この子が私の2号です。顔が代わっても

胸は変わらない。歌ったらすぐわかる。ブレスが小さい。ドンナに化けても

ままはママ。お客さん起きて。つぎの曲はあなたの番よ。あなた雨。どうやら

寝ていたらしい。むちゅう。ママさん好きになっていいですか。100歳まで生きるよ

覚悟ある?。言葉を失う竹取の翁。あわてて目をそらす。