心とほんとの会話屋さん

自身のうつ病経験を振り返り、悩み解決をサポートしてくれる本を紹介します。また、成長の気づきになる情報・言葉を発信します!

視野を広げるために心がけること

2017-05-03 23:20:09 | 本のネタ
 昨日のブログで、ものごとの本質(=全体俯瞰)を見るためには、目的を文字化し自分より知恵がある人に意見を伺うこと。とご紹介しました。
 自分より知恵がある人と会話して気づいたことがあります。それは、知恵がある人たちは、人の意見・考えを最後まで聴くということ。意見・考えを最後まで聴いた上で、その目的が果たされたら、誰が喜ぶのか?を気付かせるように質問してくれるのです。
 最初のうちは、自分(もしくは自分の身近な立場の人)しか喜べないような目的を設定していました。知恵のある人からの質問で自分勝手な考えになっていることに気付かされることを繰り返した結果、知恵のある人に聴く前に
 『この目的を果たすと誰が喜ぶのか?』
 と自問できるようになってきました。

 日本でいちばん大切にしたい会社シリーズの著者である、坂本光司さんは、会社に関わる5人の人を幸せにできない会社は、永続できない。と仰っています。
 5人とは、社員とその家族。関係会社の社員とその家族。現在と未来のお客様。地域社会の人(高齢者や障がい者等)。そして、株主・投資家。
 これらの関係者全てが喜ぶ経営スタイルと、知恵のある人の問いかけ『目的を果たすと誰が喜ぶの?』は、本質的に同じことを言っていると気付いたのです。

 最初はぎこちなくなるかも知れませんが、自問する習慣を持ってみてくださいませ。


 本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

ものごとの本質(=全体俯瞰)を見るために必要なこと

2017-05-02 20:59:34 | 本のネタ
 先日、友人からものごとの本質(=全体俯瞰)を見れるようになるには、どうしたらいいのか?という問いかけをもらいました。
 全体を俯瞰し、ものごとの構図を捉えるように心がけていますが、全体を俯瞰できているという自信が持てない状態だったので、この問いかけは非常に嬉しいものでした。

 どうしたら、全体を俯瞰することができるのかという万能策を知っているわけではないので、私がやっている方法をご紹介します。
 仕事でもプライベートでも、何かをやるときには、目的を文字にするのです。文字化する目的は、有名なレンガ職人の話で言いたいことと同じです。
 ある老人が3人のレンガ職人に『あなたは何をしているのですか?』と尋ねた際、一人目は『見れば分かるでしょ、レンガを積んでいるんです』と答えました。二人目は『レンガで壁を作っているんです』と。三人目は『歴史に残る大聖堂を作っているんです。この大聖堂に集まった人々は笑顔で会話しているんです』と。
 この話を耳にしたとき、同じ行為をしていても見ているものが違うと、モチベーションも大きく違うということを確信しました。どうせ同じ行為をするのであれば、誰だって楽しくできる方がいいに決まっています。
 ただ、楽しくするためには、三人目のレンガ職人のように視野を広げる知恵が必要になってくるのです。この知恵は一朝一夕で身につくものではないので、自分一人で磨き上げるのでなく、他人の知恵に触発される方法を模索しました。

 その結果、何かをする際には、その目的を文字化することを思いつきました。そして、自分より知恵がある人に、その目的を見てもらい、視野を広げるためのアドバイスをもらうのです。
 視野を広げるためのアドバイスのポイントについては、明日、ご紹介させていただきます。


 本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

『待つ』体質を身に付けるためには・・・

2017-05-01 20:03:31 | 本のネタ
 自分がアドバイスした相手が成長・変化するのを『待つ』ことが大切だと、昨日のブログで紹介しました。
 では、どのようにしたら『待つ』体質になることができるのだろうか?!
 これを模索しているときに、とある本でヒントを発見しました。
 それは
  『エレベータに乗った時、「閉」ボタンを押さないこと』
 とのこと。
 エレベータの扉は、「閉」ボタンを押下しなくても2秒後には自動的に閉まります。

 つまり、本の著者は、強制的に『待つ』環境を構築することを言ってくれているのです。
 であれば、待ち合わせ時間の30分前に到着するように行動すれば、『待つ』ことができるなど、いくらでも『待つ』環境を作れることに気づきました。

 正直、上記の『待つ』ことと、相手の成長・変化を『待つ』ことが同じことなのか、異質なことなのか肚落ちしていませんが、現在、お試し中です。
 何もチャレンジしないより、建設的ですし!


 本日も最後まで読んで下さり、有難うございます。

相手の変化・成長を待つことができますか?

2017-04-30 17:38:09 | 本のネタ
 当たり前のことなのですが、自分と相手は、別の存在です。

 相手には相手の考えがあり、相手なりの決断をします。

 その決断を変えさせ、行動を変えさせることは、誰にもできません。


 何を当たり前のことを言っているのか、と感じるかも知れませんが、家族や会社の同僚など、近しい関係になればなるほど、アドバイスしたことをやってくれて当たり前。

 細かいことを言わなくても、自分が思っていることを感じ取ってくれて当たり前と思ってしまうから不思議です。


 気をつけたいのは、相手の成長を願って発したアドバイス。。。

 そのアドバイスを受け取り実行するかどうかは、相手に選択権があります。

 しかし、愛情が深い相手であればあるほど、貴重なアドバイスをしたのだから実行してくれるだろう!という期待を抱きます。

 期待を裏切り、実行してくれなかったとき、実行しない相手が悪い!と怒りの感情が芽生えるのだから、人間の真理というのは本当に質が悪いですよね。


 問題の所有者が誰で、選択肢の決定権が誰にあるのかを意識した上で、『待つ』ことができるといいですね。

 一足飛びに『待つ』ことができずとも、『待つ』ことを意識しない限り、絶対に『待つ』ことができる人間にはならないということを意識してみましょ、お互いに!


 本日も最後まで読んで下さり、有難うございます。

自分を変えるコツを知っていますか?

2017-04-29 20:02:25 | 本のネタ
 昨日のブログで投げかけた、嬉しかったことを繰り返すために何ができるか?、何をすべきか?

 この問いかけに答えることができたとすると、これまでの自分と変わる必要があることに気づくはずです。

 自分を変える中で一番簡単に感じるのが、行動を変えること。

 ですが、意外と行動を変えることさえも、それなりのハードルがあるのです。

 それを実感できるのは、エレベータでボタンを押す順番を変えてみること。

 多くの人は、行き先階のボタンを押してから、閉ボタンを押します。

 この順番を逆にして、閉ボタンを押した後に行き先階のボタンを押すのです。


 私は、これを試した際に、たった一人で行動を変えることがこんなにも難しいことなんだと体感しました。

 たった一人で行動を変えることが難しいのであれば、周囲に宣言してチェックしてもらおう!と考え、職場の同僚に宣言してみました。

 すると、会社のエレベータでは、周囲の目が気になるのか、ボタンを押す順番を間違えることは少なくなったのです。


 つまり、何かを変えようと思ったら、宣言してしまうって、非常に効果的な方法なのです。

 今では、自分の夢を写真に撮って、facebookで宣言しています。

 うまくいくかどうかは分かりませんが、宣言することで、自分の意識は格段に高まるので、宣言しないよりも達成確率は高まることでしょう!

 あなたは、どういう風に自分自身を変えたいですか?

 ぜひ、それを身近な人に宣言してみてくださいませ。

 きっと何かが変わるはずです。


 本日も最後まで読んで下さり、有難うございます。