「禅」という心理学講座を
再受講して感じたこと。
それは、「今日」を味わって生きることの大切さ。
そのことを痛感させてもらったのは、
衛藤先生が経験された
禅寺のお坊さんからの問いかけでした。
少年時代の衛藤先生が、
禅寺で水を飲もうとした時、
「のぶくんは、何を飲んでいるのかな?」
と聞かれたそうです。
衛藤先生は
「水だよ」
と即答されたそうです。
すると、お坊さんは
「本当にそうかな?」
と言われ、更問いをしてきたと言います。
お坊さんが衛藤少年に教えたかったのは、
「いつもと同じ」水ではなく、
「今しか味わうことができない」水だということ。
目の前のコップに入った水は、
空から雨として降り川を流れて、
水道を通ってやってきた水。
蛇口をひねるタイミングがずれたら
コップからこぼれたかも知れない。
そういうことを意識して
目の前にある水を飲んだところ、
いつも以上に美味しく感じたとのこと。
いつもと同じく食事ができる。
いつもと同じく電車に乗れる。
いつもと同じく会社で働ける。
本当は、何一つ当たり前のことはないはずなのに、、、
今、目の前にあることに対して、
そこに至るまでのストーリーを
少しでも意識する気持ちを持とうと感じた
再受講でした。
ありがとうございます。
【しあわせです、感謝】