心とほんとの会話屋さん

自身のうつ病経験を振り返り、悩み解決をサポートしてくれる本を紹介します。また、成長の気づきになる情報・言葉を発信します!

信じ合う力が、チーム力をアップする

2015-03-31 21:10:34 | 本のネタ
 サッカーの日本代表戦をTV観戦しています。

 チーム全体で、自己主張でなく、チームとして成果を目指している感が伝わってくる、いい試合でした。

 特に、柴崎選手のゴールキーパーをかわしたループシュートを、ダメ押しで押し込むことができた岡崎選手がそのまま流したこと。

 結果の数字を重視する世界の中で、自己主張せずに若い選手に自信をつける結果を託したこと。

 また、献身的な守備でチームの危機を救った、川嶋選手。


 誰を見ても、成功は全員のおかげ。失敗はオレのせい。という感覚が伝わってきました。

 これって、仕事でも同じことが言えるんですよね。

 成果は、オレのおかげ。失敗は他人のせい。を繰り返せば、互いに助け合うチーム力が向上しないのは明らかなこと。

 失敗で、人を攻めるのでなく、失敗が起きる仕組みに問題があることに気付けると、組織としての成熟度が高まるのでしょうね。


 最近、不思議なことに、何を見ても、他のことに照らし合わせることができるようになってきました。

 これって、問題意識の高まりなのか、物ごとを抽象化する力がついたのか、、、

 いずれにしても、少しは成長したように感じれた、サッカー観戦でした。



 本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

投薬治療は即効性が高いが、自然治癒力低下になっているかも?!

2015-03-30 21:22:03 | 本のネタ
 この週末、体調不良で休息重視にしていたのですが、回復せず、本日は会社を休んでしまいました。

 病院に行き、インフルでないことを確認し、3種類の薬を出してもらいました。

 昼食後に服用した直後から、睡眠が深くなるだけでなく、発汗作用が大きくなり、咳や頭痛の症状も緩和されてきたのです。

 週末、2日間寝込んでも治らなかった症状が、たった1度の服用で、大幅に改善されたことに驚きを覚えました。

 と同時に、この薬が開発される前は、どういう治療をしていたのかに想像を馳せてみたのです。


 昔、不治の病と言われた、数々の病気が医学の進歩で根治することができるようになったことは素晴らしいことだと思います。

 その一方で、O157のように、昔には存在しなかった病気が新たに発見されていることも忘れてはいけないでしょうね。

 ある著名人の方の話では

  ”O157は、昔から存在していた菌だったが、O157は非常に弱い菌だったため、強い菌に殺されてしまっていた

   人間が、その強い菌を排除し続けたため、弱い菌であるO157が表面化しているだけ”

 と説明していました。

 つまり、人間が不治の病を克服した結果、新たな病を呼び起こしてしまったというわけです。


 投薬により、病気からの快復が早くなる一方、人間が持っている自然治癒力も、格段に低下していることは想像に難くないことでしょう。

 快適な環境に暮らし、苦しい状況からは薬などの助けをもらって回復することを繰り返す先に、人間が行き着くのがどこになるのか、考えただけで怖くなりました。


 いきなり原点回帰として、文明開化前に戻ることはできないでしょうから、まずは現代の便利さを当たり前と受け止めずに、感謝することから着手したいと思った次第です。



 本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

クレームは、どこから発生するのか?!

2015-03-29 18:55:29 | 本のネタ
 縦割り対応をする役所に対して、苛立ちを覚える人は多いと思います。

 しかし、クレームとして声をあげる件数は、苛立ちの発生件数と比較すると、かなり少ないのが実態です。

 これは、役所のサービス(手続き)を受ける、住民が役所に対する期待度が低いからに他なりません。


 一般企業の場合、苛立ちを感じた顧客は、クレームを言ってくれる場合があります。

 どういう人がクレームを言ってくれるかというと、その会社に対して、期待しているからなのです。

 期待していない会社の場合、別の会社のサービスを使うからいいや!と、クレームを言うことなく、立ち去ってしまいます(サイレント・マジョリティ)。


 この背景を理解していれば、クレームに対して、どういう対応をすればいいのかは自明なことです。

 顧客が期待していることを、真正面から受け止め、その期待に応えるつもりがあるのかどうかを返答すること。

 過剰な期待に対しては、応えられないことを伝えることも、企業が持つべき勇気なのです。


 どの期待に応え、どの期待に応えないのかは、会社がターゲットにしている顧客層を、どのような考え方で選定するのかに依存するでしょう。

 きちんとクレームの本質を聞き出し、その本質に応えるか、応えないかの勇気を持った対応ができる会社が増えることを祈ります。

 そうすれば、世の中のコールセンタなどで働いてくださる方々の心理的負担は軽減されると思うので。



 本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

人工知能が行きつくのは、潜在意識の奥底?!

2015-03-28 20:53:57 | 本のネタ
 世界一受けたい授業で、人工知能の発達により、メールの自動返信ができるものが5月に商品化されるとのことがあった。

 過去のメールのやり取りを学習して、その人が返信する可能性が高いものを返信するということ。


 この商品化の話を聞いて、3年後のメールのやり取りを想像しただけで、思わず寒気が走りました。

 自動返答と設定されて人は、学習した機械とコミュニケーションをとっていることになるだけでなく、コミュニケーションが上手な方のデータが売買されることは自明なこと。

 さらには、会話が高度になれば、顕在意識に上る機会が少ない内容が会話されるようになり、潜在意識の奥深いところに眠っている、人間としての本質が呼び起こされるのではないでしょうか?!

 フロイトという心理学者は

  ”人間は生まれながらにして、犯罪者である”

 と解かれています。


 コンピュータの力を借りて、人間の奥底を解明することは、神の領域に入っている行為でないことを祈ります。



 小難しい内容で申し訳ありませんが、現代人があまりに便利さを追求することに違和感を感じずにいられませんでした。

 人間は分かって欲しい生き物である!という本質もあるので、機会が分かってくれるのでなく、生身の人間同士が分かり合える世の中を創りたいですね。



 本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

ターゲット顧客像になっていない、お店に行ってはいけません。。。

2015-03-27 21:44:27 | 本のネタ
 職場の同僚の送別会で、俺の焼肉に行きました。

 俺の・・・シリーズは、良質の食材を安価に提供することを目的としています。

 つまり、薄利多売になるのは必然。

 ということは、回転率をあげないと多売できません。

 想像とおり、1時間経過後に、ラストドリンク、1時間40分で退店。

 確かに、良質な食材を安価に提供してもらえますが、送別会に必要な要素である、思い出話を語るなどはできませんでした。


 これって、人とのコミュニケーション同様、相手が求めていることを理解しないまま、自分のしたいことをすると、どこかに歪みが生まれるということなんだと実感しました。

 ただ、俺の・・・シリーズが、何を重要視して、何を捨てているのかを体感でき、非常に有意義な夜でした。

 やはり、伸びる会社は、捨てる勇気を持っているんですね! 見習いたいものです。



 本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。