坂本光司さんと青木仁志さんの共著、”どう生きる”をおススメします。
人として生きる幸せはどこにあるか?という切り口で書き出され、いくつかの会社が実践されていることが書かれております。
掲載されている会社は、どれも条件がいい環境ではありませんが、信念(存在意義)を持って経営されていることが伝わってきます。
たとえば、長野県の中央タクシーという会社は、長野オリンピックの際、メディアから貸し切り依頼(かなりの好条件)があったにもかかわらず、普段のお客様が不便になるので、全面的な貸し切りを断ったという話。
しかも、断ったのは現場の運転手の方々だったというのだから驚きです。
運転手の方々には、貸し切り対応すれば臨時賞与支給が決まっていたらしいです。つまり、人間はお金ではなく、存在意義のために生きる力が強いということ。
また、富士メガネという会社は、自分の有給休暇を使って、難民キャンプでメガネを配るボランティアをしているそうです。
目が悪くて、ぼんやりしか見えない目が、メガネによって視力を取り戻した瞬間、この上ない感謝をされるとのこと。
自分の仕事の意義を腹落ちさせるには十分すぎる体験だと思います。
こういう状況に置かれていない自分を不幸に感じるか、今置かれている環境も自分が選択した決断の結果と捉えて、目指すところに向け一歩ずつ歩むのかは、これまた自分の決断次第!
後悔したり嘆いていても事態は好転しないのだから、いっそ腹を括ってチャレンジするしかない!と勇気をもらう良書でした。
人として生きる幸せはどこにあるか?という切り口で書き出され、いくつかの会社が実践されていることが書かれております。
掲載されている会社は、どれも条件がいい環境ではありませんが、信念(存在意義)を持って経営されていることが伝わってきます。
たとえば、長野県の中央タクシーという会社は、長野オリンピックの際、メディアから貸し切り依頼(かなりの好条件)があったにもかかわらず、普段のお客様が不便になるので、全面的な貸し切りを断ったという話。
しかも、断ったのは現場の運転手の方々だったというのだから驚きです。
運転手の方々には、貸し切り対応すれば臨時賞与支給が決まっていたらしいです。つまり、人間はお金ではなく、存在意義のために生きる力が強いということ。
また、富士メガネという会社は、自分の有給休暇を使って、難民キャンプでメガネを配るボランティアをしているそうです。
目が悪くて、ぼんやりしか見えない目が、メガネによって視力を取り戻した瞬間、この上ない感謝をされるとのこと。
自分の仕事の意義を腹落ちさせるには十分すぎる体験だと思います。
こういう状況に置かれていない自分を不幸に感じるか、今置かれている環境も自分が選択した決断の結果と捉えて、目指すところに向け一歩ずつ歩むのかは、これまた自分の決断次第!
後悔したり嘆いていても事態は好転しないのだから、いっそ腹を括ってチャレンジするしかない!と勇気をもらう良書でした。