心とほんとの会話屋さん

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『人間の究極の幸せは4つある。1つ目は・・・』

2018-05-18 08:11:03 | 昨日の感謝ごと
今朝の言葉は、日本でいちばん大切にしたい会社の一つ:日本理化学工業の社長さんが、導師の方から教えてもらった言葉です。

昨晩、夕食中に目にしたテレビで紹介されていたのは、坂本光司さんの本”日本でいちばん大切にしたい会社”で紹介されていた日本理化学工業という会社の特集でした。
チョークの製造販売をしている会社の社長のところに、近隣の特別養護学校の先生が生徒の雇用をお願いしに来たのが、60年ほど前の出来事だったそうです。
規模も小さく経営も安定してなかったこともあり、知的障害者を雇用することは無理だと返答したところ、先生は
『雇用が無理なのは分かりました』
『生徒たちに一度でいいので、働くことを体験させて欲しい』
と懇願されたそうです。
あまりの熱意に、社長も2週間限定で働く体験をしてもらうことを承諾されたといいます。

与えられた2週間、2人の生徒たちは、休憩を促されても一心不乱に自分の仕事をやり通したそうです。彼女たちは、自分が実施した仕事を褒めてもらえることを、心の底からの喜びに感じていたのです。
2週間経過後、2人の生徒が一生懸命に、そして喜びを感じながら働く姿に大きな刺激を受けた同僚たちは、2人を雇用するように社長に直談判したのです。2人の分は、自分たちがカバーすると言って。
この会社は2人の知的障害者の採用を皮切りに、従業員の7割以上が障害者という会社に様変わりしており、知的障害があっても働けるような工夫をすることで、生産性も向上しているというから驚きです。。。


このように会社が様変わりするきっかけになったのは、社長が導師(お寺の住職)に
『なぜ、彼ら/彼女らはあんなに一生懸命に働くのでしょう?』
と尋ねた際の導師の教えだったそうです。

社長の疑問に導師は、
『人間の究極の幸せは
 「人から愛されること」
 「人から褒められること」
 「人の役に立つこと」
 「人から必要とされること」の4つで、
 働くことを通して、後半の3つが獲得できるから』
と答えたそうです。

この教えをもらってから、働くことの本当の意味を理解した社長は、社員を大切に会社を運営し、息子さんである2代目社長にも伝承しているそうです。
働くことの意味/位置づけを考え直すきっかけをいただく言葉だったので、ご紹介させていただきました。


今朝の言葉を読んで、あなたが働くことを通して、幸せを享受できているのかどうかを振り返るきっかけになれば嬉しい限りです。

本日も最後まで読んで下さり、有難う御座います。

【しあわせです、感謝!】


<イベント情報>
 5月26日 人類の祝祭(通称:ヌーフェス)
 6月9日 レインボーチャイルド祭
 6月30日 ヌーフェス



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