食品を手に取ってみた時、容器包装に様々な情報が記載されています。その中で、下記のような栄養表示をよく目にするかと思います。
食品理化学検査グループでは、これらの栄養表示項目の検査を日々実施しています。
今回は、その栄養表示についてお話し致します。
栄養成分表示(100g当たり)
エネルギー○○Kcal
たんぱく質 ○○g
脂質 ○○g
炭水化物 ○○g
ナトリウム ○○mg
栄養表示をしたい場合は、少なくとも上記の項目(エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウム)を表記する必要があります。これは、栄養表示基準という法律で決まっています。但し、一般の食品については、必ず必要とするものではありません。
ちなみに表示されているエネルギー(熱量)はどうやって検査するのかご存じでしょうか。
エネルギーはそれぞれの結果から導き出されます。下記のような計算です。
エネルギー(Kcal/100g)=たんぱく質(g/100g)×4+脂質(g/100g)×9+炭水化物(g/100g)×4
この式から、脂質の取りすぎは高カロリーとなることがわかります。(たんぱく質と炭水化物は×4に対し、脂質は×9となっています。)
例えば、和牛肉(かたロース・赤身つき、生)と、にわとり(成鶏肉の手羽・皮つき、生)を比べると次のようになります。
種類 エネルギー(100g当たり)
和牛肉 411Kcal
にわとり 195Kcal
五訂食品成分表より
こんなに違うのは、やはり脂質(脂の量)に関係しています。
鶏肉はよく低脂肪と言ってますね。しかし、鶏肉ばかりでは味気ないですけど・・・。
ちなみに、このような機械で栄養成分の検査をしています。(一例)
ファミレス等でもカロリーや塩分を表示し、消費者に情報を提供していますが、カロリーばかり考えて食事をするのも寂しいですよね。
食事の内容や運動を考慮すること。何事も、バランスが大事かと思います。
食品理化学検査グループでは、これらの栄養表示項目の検査を日々実施しています。
今回は、その栄養表示についてお話し致します。
栄養成分表示(100g当たり)
エネルギー○○Kcal
たんぱく質 ○○g
脂質 ○○g
炭水化物 ○○g
ナトリウム ○○mg
栄養表示をしたい場合は、少なくとも上記の項目(エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウム)を表記する必要があります。これは、栄養表示基準という法律で決まっています。但し、一般の食品については、必ず必要とするものではありません。
ちなみに表示されているエネルギー(熱量)はどうやって検査するのかご存じでしょうか。
エネルギーはそれぞれの結果から導き出されます。下記のような計算です。
エネルギー(Kcal/100g)=たんぱく質(g/100g)×4+脂質(g/100g)×9+炭水化物(g/100g)×4
この式から、脂質の取りすぎは高カロリーとなることがわかります。(たんぱく質と炭水化物は×4に対し、脂質は×9となっています。)
例えば、和牛肉(かたロース・赤身つき、生)と、にわとり(成鶏肉の手羽・皮つき、生)を比べると次のようになります。
種類 エネルギー(100g当たり)
和牛肉 411Kcal
にわとり 195Kcal
五訂食品成分表より
こんなに違うのは、やはり脂質(脂の量)に関係しています。
鶏肉はよく低脂肪と言ってますね。しかし、鶏肉ばかりでは味気ないですけど・・・。
ちなみに、このような機械で栄養成分の検査をしています。(一例)
ファミレス等でもカロリーや塩分を表示し、消費者に情報を提供していますが、カロリーばかり考えて食事をするのも寂しいですよね。
食事の内容や運動を考慮すること。何事も、バランスが大事かと思います。