こんにちは。
今回は、福岡ラボ食品理化学検査グループがお届けします。
平成27年4月1日より食品表示法が施行となり、加工食品についての栄養成分表示における
ナトリウムの表示が、食塩相当量として表記されることとなりました。これにより、消費者は
食品中に塩分量がどのくらい含まれているのか分かりやすくなっています。
栄養成分表示の基本ルール
熱量 |
●kcal |
たんぱく質 |
▲g |
脂質 |
△g |
炭水化物 |
■g |
食塩相当量 |
□g |
そこで今回は、食塩相当量の分析方法をご紹介したいと思います。
①鶏の唐揚げで分析しました ②550度で燃焼させ、灰化します
③原子吸光光度計にてナトリウムを測定し、換算して食塩相当量を算出します。
ちなみに、厚生労働省は一日の食塩摂取量として、
健康な成人男性8.0g未満、女性7.0g未満を目安としています。
食品の栄養表示を確認し、日々の食事の塩分量を自分で知ることが健康維持には必要です。
日頃の食生活での塩分にぜひ注目してみてはいかがでしょうか?
栄養成分分析のご依頼の際には弊社までお問い合わせください。