みなさんこんにちは!
今回の現場奮闘記は九州食品分析センター 南九州ラボの平野がお届け致します。
ニュースなどでよく耳にする「O-157」。
普通の食中毒は菌が100万個程度で発症するのに対して
「O-157」は100個程度で発症すると言われています。
また低温にも強く冷蔵庫内でも生存できますが、熱に弱い為、75℃1分の加熱で死滅します。
「O-157」については過去の月刊東洋でも取り上げております。
月刊東洋 第114号
http://www.let-toyokankyo.com/toyo/newspaper114.html
ところで…
多くの方が持っていらっしゃるスマートフォン。
これも「O-157」の感染経路になり得るのです!!
具体的には…
①スマホをトイレに持ち込み
②トイレ内でスマホに菌を付着させ
③トイレ後にスマホを触りながら料理をする
①~③の過程で菌がスマートフォンから手を介して
食品に付着してしまう可能性があります。(二次汚染)
このように感染経路は思いもよらないところに潜んでいます。
食中毒予防4原則 「つけない、増やさない、やっつける、持ち込まない」
を意識して、スマホの取り扱いにも注意しましょう。
弊社では食品中の「O-157」の検査をはじめ、
まな板・包丁などの調理器具やテーブルなどの調理環境の検査も行っておりますので
衛生管理に是非、お役立てください。
「O-157」のみならず、食品に関してご質問等ございましたら
最寄りの事業所、営業所までお気軽にお問い合わせください。
http://www.let-toyokankyo.com/