金魚cafe

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ひまわりと子犬の7日間

2013-03-31 22:52:28 | 映画
せっかくに日曜日なのに朝からパラパラと雨が降ったりで残念なお天気でしたが友人と映画を観に行って来ました。



行く途中です。すでに満開。



映画を観る前にランチ。

チョコクロワッサンが美味しかったです。^^



私も友人も犬好きなのでこれはぜひ見たいと思っていました。

宮崎の豊かな自然の中でのびのびと育ち、野山を駆け回り飼い主から愛情をいっぱいうけて育った犬。

それが飼い主の悲しい事情で野良犬となってしまいます。

そして人間に邪魔者にされ、ひどい扱いを受けて心を閉ざしてしまいます。

そんな犬と出会ったのが堺さん演じる保険所の職員神田さん。

ここで保険所の犬の厳しい現実を観てしまいます。

飼い主の勝手な都合で育てられない、野良犬だったと連れてこられると飼い主が見つかるまでの期限が7日間。

もし見つからなかったら規則によっと処分されてしまいます。

私は以前犬と暮らしてました、一緒に観た友人はいま犬と暮らしています。

ごまかさずはっきり見せられてちょっとツラいシーンでした。

神田さんは奥さんを亡くし子供2人育てながら仕事をしていますが、自分の仕事のことを子供たちに教えられない悩みがあります。

そして犬たちを1匹でも救おうと規則違反すれすれのことをして上司に注意される毎日。

そんなときに出会ったのが人間を信じられなくなった犬でした。

おまけに生まれたばかりの子犬まで。

せめて子犬だけでもと里親捜しと犬が人間に再び心を開くようにと奮闘が始まります。

同僚のでんでんさんとオードリーの若林さんがいい味出していました。

観ていて思ったのは7日間で運命が決まってしまうというのは短すぎるのではないかと、でも期間を長くするとそれだけ税金を多く使ってしまう、ますます犬を保健所につれてくるかもしれない。

だから規則をゆるめることはできないという現実。

最初に犬と暮らすというのは、犬じゃなくて家族なんだと思わないといけないなと、家族だったら簡単にもう暮らせないとかほったらかしにはできないですよね。

それだけ責任が付いてくると思うのです。

犬は悪くないのです。

人間の都合です。

処分される最後まで人間を信じている犬を観るのはつらかったです。

犬を最後まで面倒をみる。(もし自分になにかあった場合のことも考えて)

それだけでもかなり違うと思います。

犬が暮らしやすい世の中は人間にとっても暮らしやすい世の中になると思います。