金魚cafe

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桂よね吉独演会

2015-12-20 22:54:30 | 落語
桂よね吉さん芸歴二十周年記念の独演会で京都まで聞きに行ってまいりました。

京都府立文化芸術会館はヨーロッパ企画さんのお芝居で行ったところなので道も間違えず無事到着。

開場15分前の入口はすでに行列ができています。

私が行く落語会といっても笑福亭三喬さんと柳家三三さんなのですが男性の比率が多いのですがよね吉さんは女性が多いような感じがいたしました。

入口はお花がいっぱい。

本日のゲストが歌舞伎の中村時蔵さんでよね吉さん歌舞伎がお好きなのでご縁があってゲストなのかと。

ところが時蔵さんは現在南座に出演中で舞台の昼の部終了しだい駆けつけてこられるということだそうです。

舞台のお化粧を落とし着替えて南座から駆け付けるというのは大変だなあと。

この季節の京都それも土日、道は混んでおります。

開口一番は桂二乗さんの「癪の合薬」という短めのお話です。

ある大阪のお店の娘2人、姉妹で箕面に遊びに出かけます帰り道(江戸時代のことなので)道から青大将が出てきます。

普通だいたい蛇って苦手ですよね。^^

この姉の方が蛇が大嫌いで持病の癪を起こしてしまいます。

近くに医者は無し、薬はというとやかんをぺろりとなめると治るという変わった病でございます。

道の真ん中にやかんは無し、そんなところに禿げ頭のお侍さんが通りかかります。^^

それでだいたちオチはわかりますね。^0^

次がよね吉さんの「ふぐ鍋」これは兄弟弟子の吉弥さんのを聞いたことがあります。

枕で二十周年を迎えた気持ち、そして落語家になろうと思ったのは学生時代の親友の後押しがあったからだと。

米朝師匠のところに入門をお願いしてご縁があって米朝師匠の弟子であった師匠吉朝さんとの思い出など今のよね吉さんをみるとそんないきさつがあったのかとあらためてほぉ~~と思いました。

「ふぐ鍋」は今でこそ免許をもった調理師さんが料理してくださるので安心して食べられますが当時は当たるか当たらぬかはギャンブルみたいなものだったようです。

美味しいから食べたいけれど毒にあったったら怖い、鍋を囲んでのやり取りが面白いです。^^

そして中村時蔵さん登場です。

見事な銀髪の御髪に着物のことはよくわからないのですが「あさが来た」の加野屋の正吉さんがいつも来ておられるような上品な色のお着物姿でぱっと華やかになります。

となりのよね吉さんはちょっとよそゆきのお顔で緊張気味のような。

私が観るときのよね吉さんは茂山家の皆様とご一緒でものすご~くリラックスしてお話されているのでこんなに緊張していらっしゃるよね吉さんは初めてみました。

なぜ時蔵さんとよね吉さんがお知り合いになったのかというきっかけは時蔵さんのお子様たちが落語がお好きでよね吉さんの落語会にいらして親しくなったそうです。

司会の方がよね吉さんがN○Kの「ぐるっと関西お昼まえ」にいっしょに番組をされていた女性で(名前を忘れました^^:)
トークが始まりますが続きはまた後程。^^