金魚cafe

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ハンチョウ~警視庁安積班~(9)続き

2012-06-05 20:27:33 | 佐々木蔵之介さん
昨日全部書けませんでした。


今回のが今のところ最高の出来ではないかと思います。


結構何で?というシーンはありますが、これがハンチョウの真骨頂なんだ~~と誇れる回です。

自分の子供が死んだのは、神坂医師が途中で抜け出した政治家の手術をしたせいだと思い込んだ父親が確かにが犯人でした。

神坂医師を刺す父親、自分に責任があると思っている神坂医師は逃げずに刺されたようです。

それと自分の上着を利用して犯人確保するハンチョウ。

この殺陣かっこよかったです。

ここで犯人を逮捕したので解決したと思ったところに、神坂医師の妻と子供を誘拐したと告げる電話が。

父親とは別に子供の身内が神坂医師の家族を誘拐したのです。

ある場所に時限爆弾をくくりつけられている、妻と子供、神坂医師に代わり指定場所に行くハンチョウ。

そしてオープニングシーンに戻ります。

妻と子供どちらを助ける?と問いかけられるハンチョウ。

ハンチョウの答えは「どちらも大事な命選べない」と語りかけます。

誘拐した神坂医師の家族も死んだ子供も命の重さは同じなんだと語りかけます。

犯人は本当は悪い人ではないから、本気で爆発させようとは思っていないと思います。

だけど、どこに怒りを持って行っていいかわからないのでそうしてしまった。

北風と太陽のお話ではないけど、犯人が自ら投降するまで待つ、これがハンチョウですよ。

ここで、刺された神坂医師が、大事な話があるとこれが、ホントの山場でした。

罪は認めても罪を犯したことを後悔していない2人に、ハンチョウはボイスレコーダーを聞かせます。

そこには神坂医師が預かっていた今は亡き子供の最後のメッセージが、神坂医師が自分の言い訳のようになるからと家族に渡せずにもっていたボイスレコーダー、でもこれは本来家族に渡さねばならない物です。

子供の最後の声さえ聴けたら、悲劇は起こらなかったかもしれないのになぜ渡さなかったのか疑問です。

そこだけが今回残念でした。

でもラストの取調室で、皆がボイスレコーダーからのメッセージで涙を流すシーンはこちらもジーンときました。

わ~この子役さん上手いな~と感心しちゃいました。

皆が涙するところをハンチョウだけぐっとこらえる、そこがまたジーンときます。

事件解決後に神坂医師のもとを訪れるハンチョウ。

そこでおぼれている妻と子供どちらを助けるという問題、どちらかしか助けられないと考えることが間違いだと両方助けることを考えると言います。

それは理想で現実どうなんだろ?

リスクを最小にしたいから、確実に助けられる方を選んでしまいそうです。

貴方ならどうする?そう私たちに問いかけてきたように感じました。










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