金魚cafe

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パンドラ・ケース

2012-06-06 22:19:04 | 読んだ本
トーマ教授の視聴率は11.9パーセントだったそうです。


(2)を製作するのに合格を頂けるかな?

次は「パンドラ・ケース」か、「即身仏の殺人」となるのですが、パンドラ・ケースをやらないと即身仏の殺人につながらないので、やはりパンドラ・ケースかと予想しております。

本当はこれがトーマ、リサ、チョーサクと3人で事件を調べる一番最初のストーリーです。

パンドラ・ケースが連載されたのが、1987年、トーマは1984年に登場してすでに事件を解決しています。

パンドラ・ケースに登場するトーマはすでに名探偵だったわけです。

南朝迷路、即身仏の殺人は、歴史の謎と、現代の殺人事件をうまくからめたものですが、パンドラ・ケースは、この3人の学生時代にタイムカプセルを埋めたことからおこる連続殺人事件です。

昭和63年に学生時代の仲間の13回忌にタイムカプセルを掘り起こそうと昔の仲間が集まり、パンドラと呼ばれていた仲間が生死不明になったのは、タイムカプセルに秘密があると思われ、集まった仲間が殺されていきます。

容疑者は集まった仲間、皆疑心暗鬼になります。

タイムカプセルに入れられた品物が、誰かにとって致命的なものを示しているのがわかり、過去を調べるトーマ。

事件の核心が昭和40年代に起こったことだとつきとめます。

現在は皆それなりに成功している仲間たちに隠された過去が事件の真相で、今となっては致命的なことでした。

その事件の根っこにもっと重大事件が隠れていました。

読めばあ~~~っという事件です。

パンドラと呼ばれた女性の悲しい出来事、学生時代の仲間との悲しい別れ。

これだけが他と異質な作品でした。

2012年にこれを読むと、ピンとこないところもありまして、これが1987年に読んでいたらすごく面白かったと思います。

これをドラマ化するとしたらかなり変更されそうです。

それは脚本家さんの腕次第ですね。

3人の友情が深まったのはこの事件があったからなので、ぜひ映像化を希望しています。









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