金魚cafe

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仙台ぐらし

2012-11-01 22:49:32 | 読んだ本
伊坂幸太郎著  有限会社荒蝦夷より

伊坂幸太郎さんが面白いと教えてくださった方がいらっしゃいまして、やっと一冊借りられました。

伊坂幸太郎さんは、本を読む前に先にTVで「ゴールデンスランバー」を観てしまいました。

堺雅人さんの好演が光るストーリーがどんでん返しの面白い映画でした。

まだ本を読んでいないのに、映画を観ただけでそんな本を書かれた伊坂さんを私はひそかにちょっとワイルドな人だと思い込んでいました。

この本は仙台の出版社荒蝦夷さんが出されている雑誌「仙台学」に伊坂さんが連載されているのをまとめられたものです。

伊坂さんが仙台在住ということすら知らなかったので、仙台で執筆活動を続けている伊坂さんの日常は非常に穏やかでほんわかしたものだなあと感じました。

いつも執筆するのはお気に入りの喫茶店でPCに向かいながら書いてらっしゃる。

そして、作家伊坂だと知られたらどうしようと、ドキドキしたりというところが微笑ましかったりします。

時々お休みしたりしているのか、連載に間が空いていたりしますが、2009年にかかれたものでその時に宮城県に地震がくると心配なさっていたのに私は、仙台と離れたところに住んでいたのでそんなに地震が多いところだったのかとびっくりしました。

それからまた期間が空いて3月11日のこと、その後のことニュースとかでは取り上げられない日常、伊坂さんがどう思っているかなどを書かれていました。

これはもっと他の方にも読んでもらえたらいいなと思いました。

ただ日常を淡々と描かれているからよくわかると思ったのです。

伊坂さんの小説は図書館でも人気があって、すごく順番待ちの状態なのでいつ借りられるかわかりませんが、読んでみたいです。


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