金魚cafe

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三喬三昧&映画(2)

2012-11-05 20:55:27 | 落語
昨日遅くなったので書けなかった昨日の続きです。




御堂会館で行われた独演会。

三喬さんいわく、独演会という枠から外れていろんな方を招いてやりたいとのことでした。

まずはご飯を頂いて。



なんばパークスのベーグルサンドのお店でチキンと野菜のベーグルサンド。

最近のお気に入りです。


そして御堂筋を歩いて御堂会館まで行きました。

中はいつも蔵之介さんの舞台とは年齢、性別もちがう客層です。

7対3で男性で年齢は40歳以上というところでしょうか。

ゲストは女性落語家の露の都さん。

前に都さんの落語は聞いたことがありますが芸歴40年のベテランなのに無邪気で可愛らしいところのある方です。

最初に三喬さんと対談されましたが、今の男女平等の世の中ですが、落語に限ればやはり男社会のようです。

古典の落語も男性が演じるように作られているからです。

それでも東西の女性落語家合わせて約50人はいらっしゃるそうです。

その初めて女性落語家になられたのが露の都さんです。

露の都さんは若い時は男性に負けないようにと肩に力が入っていたそうです。

ところがどうやっても落語は男性のために作ったものだと思いそれなら自分流でとある意味開き直ってやるといい味だ出てきたように思うとおっしゃってました。

そういうお話を聞いてから聞く都さんの落語は都さんらしい落語なんだなあとたっぷり笑わせて頂きました。^^

そして三喬さん登場。

「近日息子」というお話はもう何回も聞いているのですが、わかっているのに笑っちゃいます。

ダメな息子に振り回されるその父親と長屋のご近所さん、父親はもう慣れっこなので息子が何かやらかしてもどっしりかまえてますが、何も知らないご近所さんたちのバタバタぶりが面白いのです。

次が「不動坊」では枕で今落語家さんが海外へ行くとき職業は?と聞かれると「ラクゴプレイヤー」で通じるそうです。

ただ向こうの方がそれで何をするのかわかっているのかギモンですが。

落語のなかには浄瑠璃、歌舞伎、講釈など古典がいろいろ入っています。

なので古典落語をいろいろきくと他のものがすごく身近に感じられます。

DVD、CDもありますが一度生で聞くといいものですよ。

落語を聞いた後で映画「サイボーグ009」を観に行きました。

頭を古典からアニメモードに切り替えてと映画館に。

私は昭和の「サイボーグ009」しか観ていなかったのにいきなり平成のを観てしまって昔のとは違うな~というのが第一の感想です。

映画の中の社会情勢が今をリアルに描いていて、お互い祖国にもどり祖国のために働くようになったサイボーグたち、でも彼らを必要とすることがあれば集合して戦うのです。

そこのところは昔観たままだったなあと。

あの石ノ森先生の作詞した主題歌の歌詞の通りでした。

「だが我々は愛のため、戦い忘れた人のため」に戦っていました。

ちょっとスケールが大きすぎて昔のアニメしか見なかった私には難しかったのですが、また続編が出来れば観に行きたいと思っています。

文化の日は文化らしいことをしなかったのですが、1日遅れて古典と現代の文化を楽しみました。


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