奇跡は起こるのではなく、自分で起こす

今朝、ニュースで私がよく聞きに行っている落語家笑福亭三喬さんの師匠の笑福亭松喬さんがお亡くなりになったと放送されました。

ずっとご病気を戦って高座に上がっておられました。

ぜひ高座を聞きに行きたかったのですが、なかなか都合がつかず行けませんでした。

とてもおおらかな落語をなさる方で聞きに行ったら会場はいつも爆笑の渦でした。

パンフレットにご自分で絵を書かれていたのですがとても繊細で豪快なところと繊細なところが上手くバランスの取れてる方だと思っておりました。

御病気で入院なさっていて、高座に復帰されたときラジオにゲストで出られたのですが、そのとき奇跡は起こるのではなく、自分で起こすものとおっしゃったのが印象に残っています。

重いご病気だったので高座に戻ってこれたのが奇跡とお話されてたときにそうおっしゃったのです。

笑うということは体にとてもいいと言われています。

私たちは笑わせて頂けましたが松喬さんには何もお返しができませんでした。

もっと時間を作って聞きに行けばよかったと後悔しています。

笑わせて頂いただけでなく、昔の大阪の様子、人々の暮らしもよくわかってとてもためになりました。

一ファンとして今までありがとうございました。