金魚cafe

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僕は亀治郎でした。

2012-08-05 00:06:56 | 読んだ本
昨日の続きです。

これは俳優さんが出すタレント本とは違いました。

ホントに文章の上手いタレントさん、センスの良さ、生きざまをうまく表現してるタレント本もありますが、たいていは自分のプライベートの写真をのせたり、ちょこっとエッセイを書いてたり、インタビュー記事で内容が埋まってる本がありますが、この本は四代目市川猿之助のプライベートの写真、コメントはありません。

あくまでも歌舞伎役者の市川亀治郎から四代目猿之助を襲名するまでの舞台がどのように作られて襲名を迎えたかというすべてが載っています。

舞台初御目見えから今までのお写真がたっぷり載っています。

ずっと観ていて思うのは、女形としてあどけない女の子が可憐な乙女になり、そして艶やかな女になるまでがずっと観れました。

写真をバラバラに観ているとわかりませんが、順に観ていくとその変化がよくわかります。

なかなか内容の濃い本でやっと蔵之介さんとの対談まで読み進めました。

お2人の仲の良さのわかるお話で、そして互いに演じるものとしてどちらも相手のことを凄いと認められる友人ってなかなかいないんじゃないでしょうか。

蔵之介さんってあまり対談などされないので、これは貴重だと思います。

付録に四代目猿之助さんの実物大手型、足型付きです。

足型はさすがに合わせられませんが、手型は合わせてみました。

私より間接一つ分大きい手でした。

読み応えあり、そして手型を合わせて遊べるという楽しみありで素敵な本でした。

















































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