金魚cafe

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ホビットの冒険

2012-12-17 23:31:41 | 読んだ本
J・R・R・トル―キン著 瀬田貞二訳 岩波書店


今映画館で上映してるホビットの冒険を観に行きたいのですが、年内行けそうにありません。^^;

せめてどんな内容かを知りたいと読んでみました。

図書館では児童図書コーナーにありますが、かなり厚みがあり大人でも読み応えのありそうな本でした。

これが児童図書とは。

ミヒャエル・エンデの「モモ」「はてしない物語」は成人コーナーに置いてあるのですが、それと同じ扱いでもいいと思うのですが。

登場人物は小人と魔法使い、小人でもドワーフとホビット、リリパットと違いがあるのを初めて知りました。

白雪姫のはドワーフ、ガリバーのはリリパット、そしてこの物語はドワーフとホビットが出てきます。

平和にのんびりと暮らしているホビットのビルボ・バキンズのもとにある日魔法使いのガンダルフがドワーフと一緒に現れて悪い竜のスマウグに奪われた宝を取り返すため一緒に旅してほしいと頼まれます。

最初は断るのですが持ち前の好奇心から旅に行くことを承知します。

このときは自分の村から一歩も出たことないのでいろんな出来事にあたふたしてしまい、すぐ里心を出してしまいますが、だんだんと忍びの者として仲間のピンチを救うようになるまでに成長していきます。

人間、小人、魔法使い、竜、妖精と入り混じって仲間になったり戦ったりするのですが、みな立場がちがうのでなかなかうまくいかないのです。

宝物を探すまでがハラハラドキドキで久しぶりに物語の世界に入っていくほど夢中で読みました。

これを映画にするというのは大変だなあと思ってしまったのですが、やはり3部作にするようですね。

映画1本では収まりきれないスケールの大きい物語でした。



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