金魚cafe

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スクラップブック

2015-04-14 23:19:38 | 日記

地元にお気に入りのお店がオープンしたので、スクラップブックを買ってきました。

前に買ったのがもういっぱいになったので2冊目です。



お店にスタンプが置いてあり買うと好きなのをぺたんこと押せます。

表紙にsweetとスタンプしてあるようにお気に入りのお菓子や綺麗な包装紙を残しておきたいと、貼り付けてみました。

貼りつけておくとお店の情報を忘れないので私にとっての覚書みたいなものです。


ソロモンの偽証後篇・裁判(2)

2015-04-13 00:05:39 | 佐々木蔵之介さん
感想の続きです。

写真のパンフレットは前篇が黄色、後篇が黒となかなか渋いデザインです。

私は映画を観終ったあとで買って中身を読んでみますとあらら~内容ほとんどネタバレ。^^;

原作を読んだ方はかまわないと思いますが、全くまっさらの状態で映画を観る方はパンフレットはあとでお読みになった方が良いかもしれません。

後篇はほぼ学校裁判でした。

涼子ちゃんたちが裁判をできるように三宅樹里ちゃんと大出俊次くんに裁判に出てもらうために苦労するところが描かれていました。

1991年、まだ携帯も一般に普及していないのでメールで「裁判に出てほしい」なんてできないので家まで足を運び説得する。

そのことでみんな心が傷ついたり、傷つけられたりとそこまでしてなぜ裁判をするのか?

成島監督は生徒たちの目線でずっと映画を撮ってらしたのだなあと。

そして藤野パパの蔵之介さんたちオトナの俳優さんたちはそんな生徒たちを見守っています。

原作では藤野家は良い親子関係で悩みなどなさそうでした。

けれど映画では自分の子供が柏木くんになっていたかもしれないとオトナたちはヒヤリとするシーンもあります。


学校裁判のことで傷ついた涼子ちゃんを雨の中追いかける蔵之介さんの藤野パパが冷静沈着な刑事じゃなくうろたえてしまう父親になってしまっているところが印象的でした。

そして裁判が始まり、弁護人神原くんと検事涼子ちゃんとで真実を追求していきます。

いろんな証人が証言台にたち明らかになっていく真実。

映画は今生きている生徒たちにスポットが当たっていて、柏木くんについてもっと深く掘り下げなかったのだなあと。

亡くなった柏木くんは映画では繊細でピュアすぎて人を傷つけていた、原作では柏木くんの家族の様子なども詳しく描かれていました。

だからそうなったのかと思ったのですが映画ではなぜ転落死したのか理由がちょっと弱いような気がいたしました。

成島監督は亡くなった人を悲しんでるだけじゃなく今傷ついても真実を知らないままモヤモヤしたままよりは良い、生きていくことの大事さを訴えている、そんな骨太な映画でした。








ソロモンの偽証

2015-04-11 16:37:17 | 佐々木蔵之介さん

携帯を機種変更してからの初投稿です。
今映画を見終わりました。

今日から後篇・裁判が公開されました。

お客さんの入りも上々で幸先良いスタートだと思います。

あの長編をよくぞここまでまとめあげたと感動いたしました。p(^-^)q

中学生役のみなさん素晴らしかったです。
帰宅してから続き書こうと思います。

猫侍season2(1)

2015-04-09 22:53:04 | ドラマ
猫侍がパワーアップして帰ってきました。

録画が溜まってしまって蔵之介さんの松本清張もまだ観ずで先に猫侍。

蔵之介さんより玉さまが大事というわけではありませんが、(玉さまはカワイイし、蔵之介さんも素敵だし~で迷いますが)ドラマは30分と短いので早く感想が書けるかなと。

season1で家族が待っている国元に玉さまと帰ったはずなのにやっぱり仕官せねばと江戸に戻ってきた一人と猫一匹。

前の長屋でまた暮らすことになりましたが大家さんが代替わりして娘さんが大家さん、やっぱり猫嫌いでお父さんよりシビアな感じです。

前と違うのは玉さまと久太郎さんとの信頼関係が深まったということでしょうか。

以前は恐々と玉さまと接していたけれど本当の家族となったのでごく自然とナデナデしています。

そして玉さまも安心しきっています。

そんな上手くいきかけた一人と一匹の関係もお江戸に来て変わってくるのかもしれません。

久太郎役の北村さんはほとんでしゃべらず顔芸というのでしょうか。

こわ~い顔ながらもコミカルでこの人いい人だ~~とわかります。

ぼろ長屋 くつろぐ猫の福招き てんやわんやの始まり始まり。

と毎回久太郎さんが最後締めてくれます。

映画化も決まっていて楽しみです。^^




茂山狂言会

2015-04-07 23:15:37 | 狂言
ティム・バートンの世界を観た後で西宮まで茂山さんの狂言を観に行ってきました。



私が初めて茂山さんの狂言を観たのが西宮、もう毎年恒例のようになってきました。

兵庫県立芸術センターが10周年ということもあり演目もおめでたいものでした。



演目は「三本柱」、「仁王」、「釣狐」でした。

「三本柱」は果報者(お金持ちのこと)が家を新築するのに柱があと3本足らない、山に切った丸太が三本置いてあり、太郎冠者、二郎冠者、三郎冠者に取りに行くように命じます。
そのとき三本の柱を三人で二本ずつ持って帰るようにと謎解きのような条件を出します。

狂言では太郎冠者はいつも出てくる人物ですが、二郎冠者、三郎冠者まで登場するというのはこの果報者かなりの大金持ちのようです。

丸太をどうやって持って帰るか?試行錯誤するところをコミカルに演じ、そして果報者の条件をクリアできるのか?

とても縁起の良い一番でした。

続いて「仁王」、ある博奕打ち2人が博奕で負けて無一文になり、一人が「仁王様」に化けてお参りに来た人からのお供えを頂いてしまおうと企みます。
狂言では悪巧みはうまくいかずばれてしまうパターンなのですが、そこに行きつくまでの過程が面白かったです。

お参りに来た皆様本当の仁王さまだとありがたや~と拝むのですが、このときのお願い事はアドリブなのです。^^

演者の方のリアルなお願い事が面白く、「仁王様」に化けるため長時間同じポーズで動けないので結構体力勝負な曲だなあと。

そして「釣狐」狂言の世界では猿に始まり狐で終わると言われているそうで、「釣狐」の狐を演じて一人前だそうです。

あらすじは狐の世界で若い狐たちが猟師の罠に次々とかかり命を落としている、化けることのできる年取った狐が猟師の叔父で僧侶となっている伯蔵主という人に化けて狐を殺すと祟るぞと説得し、猟師に罠を捨てさせます、安心した狐が帰り道で罠を見つけてしまい~~。

これは猟師が急に叔父が訪ねてくることを怪しんで罠をしかけておいたわけです。

狐は罠にかかって捕まってしまうのか?

狐が人に化けるというのが見ている私たちにわかるように演じなくていけないし、狐の動きができなければならないしで、猿に始まり狐に終わるというのはこういうことだったのかとその難しさが私にも伝わってきました。

狂言というのは笑えるものなのですが、これはなんかシュールな感じで狐が気の毒な感じがいたしました。

時間はだいたい30分ぐらいずつでヨーロッパ企画さんの実験コメディでも30分ぐらいでしたから笑いというのは30分ぐらいの時間が丁度いいのかなとこれは今も昔も変わらないのでしょうか。