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ゴールを決める傲慢

2020-05-08 | 社会・政治のこと

自己啓発書への違和感への答えの続き。

自己啓発書には、だいたい「ゴール=最終着地点を設定して逆算せよ」と書かれています。

私はそれに、どうしても違和感があり、馴染めませんでした。

これについて明瞭に論理的に解き明かしている彼に、とても感銘をうけました。

 

現時点での自分の認識の中で最終着地点を決めて逆算するという

定規で線を引っ張ったような考えは、深遠なる世界への傲慢だと思います。

今の自分に見えているものを正しいと前提し、それ以外を思慮しないものだから。

「文明化の使命」の大義のもとに、「未開」の地を土足で開発して行った「文明国」のような傲慢さです。

 

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「逆算する」というのが、なんともプラグマティックで卑小な感じです。

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浅はかなプラグマティズム

コヴィーが強く唱える「人格主義」とはかけ離れて行くでしょう。 naniga jinkakusyugi yanen...

優先順位を決めて、いかにやることを厳選して逆算して、いかに計画立ててやるか

みたいな物腰の人に、教養とやさしさを感じる人はいませんでした。 生産性  生産性②

 

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芸術においても、逆算などして よいものはできないと思います。

逆算できるものは、芸術ではなく、画一的な生産品。

「自己決定」「自己選択」的なコントロールを手放して、

見えないけどあるものを降ろしてくる媒体になった時に、いいものができると思います。

優れた芸術家は、主体ではなく媒体だと私は思っています。 自己決定権の罠②  

フジコ・ヘミングは優れた芸術家だと思います。

 

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