ハンナ・アーレントが提唱した「凡庸なる悪」
”第二次大戦中に起きたナチスによるユダヤ人迫害のような悪は、根源的・悪魔的なものではなく、思考や判断を停止し外的規範に盲従した人々によって行われた陳腐なものだが、表層的な悪であるからこそ、社会に蔓延し世界を荒廃させうる、という考え方。ユダヤ人の政治哲学者ハンナ=アーレントが、親衛隊中佐としてホロコーストに関与したアドルフ=アイヒマンの裁判を記録した著書の中で示した。”
アイヒマンは、「上から言われたことをしただけ」と裁判で話した。
考えることを放棄すること、付和雷同、思考停止状態の凡庸なる悪こそが、悪の本質である。
幼少期のハンナ
1924年の秋、大学で哲学の教授を務めていたマルティン・ハイデガーと出会い、哲学に没頭する。妻子あるハイデガーと恋人になった。
学生にハイデガーが魅了されるって、どんな女性だったのでしょう。
哲学者ギュンター・アンダース(本名シュテルン)と。結婚したが離婚。
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