家から撤去した古材の木板で物置き机を作っている。(参照:端材や古材で木工②)物置き小屋の大工さん造りつけの大ぶりな棚にこれらを置いて効率的に格納するため。考え通りに立体的にすっきり格納できていい。このタイプは今4個目を作っている途中。
小屋の整理中に出てきた木箱。
祖父母の昭和時代の暮らしを想わせる。
生活で使っていた物だけど、毛筆で祖父の記名がされていた。
歴史を刻んだ、とても綺麗な深い小豆色。
こういうの見てたら胸がキュウとなりませんか。
生活道具の中に詩が宿っている感じ。心が籠っている。今の生活スタイルと対照的で。
雑な暮らし、物を大切にしない大量消費生活への寡黙であまりに饒舌な問いかけ。
理科実験セットも出てきた。昔は、こういうのもちゃんと木箱に入っていた。蟻組接ぎで立派に作られている。本当に丁寧だったんだなぁ。今と違って。
(参照) ダボ接合ではなく蟻組接ぎの引き出し