底辺層に位置する日本人として、排外主義について考えさせられます。
排外主義とは、他の集団に対する排斥的、敵対的、攻撃的な態度、行動、イデオロギー、政策のこと。
ショーヴィニズム (熱狂的愛国主義)ともいう。
私は色んな国籍の人と友達になったり交流したりするのは楽しくて大好きなのですが、
外国人労働者受け入れには反対の立場です。これは排外主義なのでしょうか。 外国人労働者
私は熱狂的愛国主義者ではないので、違うだろうと思いますが。
今日本では非正規が4割で、国民総貧困状態にあります。ただでさえ日本の大半の人達がしのぎを削って生活していて
精神的にもギスギス、殺伐としています。そんな中に外国人労働者を入れても、悲劇しか起こらないのは自明のことだと
思うのですが。日本国民の生活さえ全然守っていなくてそれは末期的に惨たらしい状況なのに、外国人を受け入れる度量など
あるわけがないことは、明白でしょう。現に、奴隷のような状況で働かされている外国人労働者の実態が大きな問題に
なっています。日本人じゃないからほっとけばいいというのではなくて、労働法に基づいて救済されるべきなのですが、
そもそも入れることがおかしい。また、現場では外国人労働者と底辺労働者のせめぎ合いというのが起きています。
外国人労働者によって底辺労働者がさらなる苦境に追いやられる、仕事を辞めることになるということが起きています。
これもわかりきっている状況です。日本の底辺労働者(最弱者)が更なる罰を受ける形となります。
貧する所にさらに必死な状況の人達を入れると、より殺伐、カオス、破壊の方向に進んでいきます。
当たり前のことだと思うのですが、なぜ逆行したことをするのか。国を破壊したいようにしか、私にも見えない。
それ以外に、意味がわかりません。
「最も弱い立場にいる日本人が幸福になる政策をすることが、道を誤らない政治だ」と誰かが書いていました。
それが正解だと私も思います。そのような政策をする政治家を私は支持します。
本当に適当なことばっかり言ってます
度量のない所に、受け入れる余地はない。更なる殺伐、カオス、破壊の道をたどる。
もともと暮らしている人も、入って来た人も、不幸になる。
経済的にも精神的にも成熟した質実共に豊かな国であるなら、受け入れていいと思います。
その国の人の生活を守る土台ができていて初めて、検討できると思います。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
この先生の言ってること、非常に興味深いです。 グローバリズム その先の悲劇に備えよ 中野剛志
※彼の思想に全面的に賛同するものではなく、全く考えが違うもの、すごくイヤだと思うものもありますが、
言われていることに共感することが 時々あります。 発展などしなくていい
6:07~ 「民主国家における国家主権とは国民主権のことですから。国民主権は民主主義のことなんで」
これは、私も大学で学んだことを言ってると思います。
7:52~ これは、私がずっと考えてきたことそのものです。
「アメリカで何が起きているかって言うと グローバリゼーションによって移民でも資本でもなんでも 人・物・金を多様化をした結果、ーヨーロッパもそうですねー 元からいた労働者が虐げられることになって 格差が拡大して 弱者に転落したわけですね その弱者が転落したんだけど誰も手を差し伸べてくれないので極端な方向に走って行き、それが右であれ左であれ過激な方向に行く (中略) さてと、で、リベラルな人達っていうのはそれにどう対処するんでしょうかと。一方で多様な価値観が大事だから排外主義はいけませんとポリティカル・コレクトネスの綺麗事をいうんですけど、その綺麗事を維持して多様性を維持すると、じゃぁ弱者はどうなるんですか この弱者を救済して格差を縮小するためには多様性の方を減じなきゃいけないんですけどその時にはやっぱり誰でもいらっしゃいってことにはならなくなって あなたはアメリカ人 あなたは非アメリカ人ていう風に線を引かなきゃいけなくなる そうするとじゃぁリベラルな人達はポリティカル・コレクトネスで多様性や寛容性ということでグローバリゼーションに組するのか あるいは弱者をどうするっていう問題の方に目を向けるのか 所得再分配ってことに目を向けるのか 今どっちに向いてるんですかね? この2つの価値は今矛盾する時にはあなたがたはどっちを取るんですかね ということです (その後、所得再分配とネイションの話に進む)許せる範囲と許せない範囲っていうのが、やっぱりあるわけですね」
「社会保障とか福祉国家とナショナリズムが結びつくっていうのは、さすがに90年代以降欧米のリベラルはわかってきてますよ。サンダースなんかもそうなのかもしれないけど。だけど日本はそういう議論は怠っていますよね。」
その通りだと思います。私はこの議論をずっとしたいと思っていました。
排外主義にNo!と、中野先生の言う「綺麗事」を言っている人達は、底辺層の生活現場を知らずに、号令をスピークしているようにも見えるんです。中野先生は、そこの所を的を射て言っています。実態を知っていて、それでも排外主義にNo!と言うのなら、その心を、教えて欲しい。そしてその心を教わったとして、現状に苦しんでいる下層の人達がその知性をもてるかというと、もてないと思います。