ブリヂストンA工場で働いて、私が見たもの、私がしたこと、私に起きたことを発信します。

西部邁

2019-12-31 | 社会・政治のこと

西部邁流、保守主義のすすめ 2007年

 

西部邁氏のお話にも、とても惹き込まれます。建築家のおじちゃんとも、通じる部分がかなりあります。

共同体を大切にしていて、現代の日本の状況(共同体の破壊)を悲嘆していて、利便性に安易に飛びつくな

といつも言っておられます。またおじちゃんは資本主義に反対されています。「自然に帰ろう」と言っています。

西部氏の本「保守の神髄」(遺作)を借りて読んでみると、途中まで非常に惹き込まれるものがありました。

でも途中から私にとって絶対無理な考え(一番は核武装)が一気に書かれていて、ほっぽり出してしまいました。

一冊で、あんなに感銘と無理が激しく分かれる本は、彼の本が初めてです。昨年の1月21日に亡くなってしまいました。

享年78。多摩川で入水自殺をしたということでしたが、謎も多く他殺の疑いもあるとのことです。

小泉、竹中、もちろん安倍を非常に嫌って批判していました。いわんや橋下をや。

 

この動画は、とても面白かったです。このおじちゃんの話し方とか人柄が、私は好きです。

また宮台氏によるこの部分にも、とても感銘をうけました。 ↓

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40:40~   

「この初期ギリシャの思考の中で最も軽蔑されるのは依存   超越つまり神への依存  理屈への依存

財(富ではない)に支えられた内発的な存在は、神を必要としないし理屈も実は必要としないはず

ところが過剰に理神論的に 理屈にすがる奴は、要は 内発性がなくて自信がないから理に従おうとして

過剰な合理主義をもたらすし あるいは自信がないから神に支えてもらおうとして 簡単に言えば信仰篤き者になる」

 

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理屈  理論  イデオロギー  宗教   誰かカリスマ的な存在  もっている肩書きや地位…

内発性がないから、なにかにすがる。それがどんなものであったとしても、とても不安定な状態で、時限爆弾みたいです。

TNT Time Bomb Explosive With Digital Countdown Timer Clock Isolated.. Stock  Photo, Picture And Royalty Free Image. Image 26952074.      「やじろべえ 手」の画像検索結果 

早かれ遅かれ、時限が来る… 偽物だから。 依存していなくて自立しているなら、時限は来ない。内発性だから。

ヨーロッパでは、なににもすがらずに財(富ではない)に支えられて自立しているのが知識人の資格だそうです。

 

No Music No Life  とか No Union No Rights  という風な合言葉があまり好きになれないです。

あまりというか、きらい。私は宮台さんの解説を聴いて、その理由を説明してもらえました。

 

 



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