ナショナリズムについて考えています。
ナショナリズム: nationalism とは、国家という統一、独立した共同体を一般的には自己の所属する民族のもと形成する政治思想や運動を指す用語。日本語では内容や解釈により国家主義、国民主義、国粋主義、民族主義などとも訳されている。パトリオティズムとは区別される。
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※排外主義を煽りたいのではないし、右翼化の片棒担ぎたいのではないです。
ドイツはドイツ人の生活を守る政治をし、インドネシアはインドネシア人の生活を守る政治をし、日本は日本人を守る
政治をする。国の政府は国民のための政治をするのが当たり前だと私は思ってきたのですが。 外国人労働者
これって国民国家だからそうですよね?もしこの考えをナショナリズムというなら、私はそれを前提にしています。
日本が大好き!と言っているのではないし、誇るべき日本とか全然思ってないし愛国者でもないのですが、国民国家:nation state
の枠組みは前提だと認識しています。ネイション(国民)の中で、徴税、所得再分配による社会保障 社会福祉が営まれています。
だから中野剛志先生が「社会保障とか福祉国家とナショナリズムが結びつく」と言われているのも、その通りだと思います。
受け入れ国の労働者と移民との間での利害対立は、世界中で発生しています。
移民(外国人労働者)によって、元からいる国民が不利益を被り、弱者具合に拍車がかかるというものです。
国連による移民の定義は、「居住国を離れ、居住国以外の国に1年以上住む人」です。日本が、安い労働力である外国人
労働者を大勢迎え入れて雇っている中で、日本人労働者の労働水準を上げようとはなりません。外国人労働者の
受け入れによって元からいる国民の労働環境(条件)は悪化していきます。それが狙いであると言われています。
日本人労働者の権利を守ることと、外国人労働者(移民)の受け入れに賛成することは矛盾しています。外国人労働者の、
奴隷状態での酷い扱いを労働法に基づいて救済することはやるべきだけど、そもそも受け入れることが間違っています。
だから、労働者の権利を守り立場を向上させることと、移民の受け入れ 両方を掲げるというなら、意味がわかりません。
それらは相対立することです。ネイションの枠組みのタガを外してしまうことは、在来弱者の窮状を悪化させます。
ずっと考えていたことを中野剛志先生が、的を射て言われていました。 (関連:外国人労働者②)
彼の思想に全面的に賛同するものではありませんが。 動画: グローバリズム その先の悲劇に備えよ 中野剛志
「弱者を救済して格差を縮小するためには多様性の方を減じなきゃいけない」
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これって当たり前のことですよね? 国民:ネイションの枠組みのタガは、外してはいけないもの。
国民国家:Nation-state: 国家内部の全住民をひとつのまとまった構成員として統合することによって成り立つ国家。
今、国家の枠組みのタガが外されて、国が破壊されています。私はグローバリズムに反対です。
「最も弱い立場にいる日本人が幸福になる政策をする」政治家を私は支持します。