殆どの人は泣き寝入り? にこう書きましたが、
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そのカナダ人の態度は新鮮で明快で、みずみずしく映り、見習おうと思いました。
他にも日本人でもそういう態度の人達に割と出会ってきて、その時には澄んだ気持ちになり勇気をもらいました。
「シカタガナイ」と理不尽を受け入れる多数派の日本人の態度ではなく、そういう人達の態度を吸収してきたと思います。
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こんな人もいました。講演会に登壇したその女性は、働いていた職場でのパワハラ、嫌がらせ、
そしてその最たる形での解雇をうけて、自分で会社に解雇撤回と謝罪と損害賠償を請求しました。
パワハラや嫌がらせを密かに録音していたそうです。反訳も自分でやったそうです。
相手は弁護士が出て来て、彼女は自分1人で挑みました。聡明で勉強を厭わない彼女は、自分で労働法を勉強し
何に抵触しているかを理解し、弁護士みたいな文書を自分で書いて弁護士とやり合ったそうです。
回答を自分で見ると大きな精神的苦痛が起きることは自明のことですが、自分で回答を読んでこれに対処しました。
賠償金を払いたくない会社はわりとすぐに謝罪なき解雇撤回をして「復職命令」なるものを発令してきました。
解雇して復職「命令」って… 彼女はもちろん応諾せず、弁護士との一騎打ちを粘り強く行い、解雇撤回、
会社都合退職、そして精神的苦痛の賠償金(金額は不正確につき記載を控える)をとりました。
パワハラされている録音を聴きながら自分で正確に文字起こしして、(一言一句、漏れなく文字にしたそうです)
相手からの回答書を読んで自分でこれに対処するのは、血反吐を吐くほどの精神的苦痛であることは誰にでもわかることで
彼女に訊くと、ガラスの仮面を被って「もう1人の自分」になって弁護士きどりでやったそうです。
でも後から時間差で、封印していた精神的苦痛、傷つきがやってきていたそうです。そしてまたガラスの仮面をつけて、
を繰り返したそうです。いくらその時封印していても、後から精神的苦痛がやってくるのは人間だから当然です。
彼女はたいした強者です。聡明さと勉強を厭わない性分がなしたことだと思います。とても尊敬しています。
でも、やっぱり自分1人でやるのは精神衛生上、非常に危険な行為だと思うので、団結して闘うのがいいでしょう。
それとやっぱり記憶力がいいです。忘れることを美徳として推奨する風潮の真逆を行っています。
※記憶力のよさは、同時に被害者を苦しめるものです。鮮明な記憶がフラッシュバック、トラウマになって苦しめ続けます。