人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

母系社会ですから

2015年06月09日 | 日記
男の子を

授かったときから

わたくし

覚悟を決めて

おりました、

息子はいずれ

女性の側に

取り込まれて

母親のわたくしは

とり残されて

孤独死するのが

なりゆきだよと。

なぜなら日本は

母系社会ですから

娘は結婚しても

実家と結びついて

男はただ添え物に

なっていくのです。

だから息子を持った母親は

最初から

このことを

覚悟しなくちゃなりません。

男はあのバンビの一家のように

家族を離れて

一人森をさまようのです。

そしてその母親も

孤独に耐えつつ

命を終えるのか゜

日本という

母系社会の

運命なのです。

だから昔は

家族制度の名のもとに

男と男の母親の

位置を権威づけねば

ならなかったのです。

今は・・・・

そう、今は・・・