人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

高卒

2015年11月02日 | 日記
世の中 猫も杓子も

「大学」に進学します



その「大学」の中身は・・・

そして「高卒」。

老婆は実は

高卒で大卒より

はるかにはるかに

優秀な人材を

何人か

知っております。

彼らの一人は阪大の大学院を

出た男を雇って

知的な仕事しておりましたぞ。

畑の野菜でいうなら

耕された畝の外側の

地面の硬いところに落ちた

タネはかえって

畝の野菜よりはかに大きく

成長したりすることが

あるのを見て

老婆はショックを受けたことが

ありました。

高卒の彼はこれに似てる・・・

もちろん

大学では高校までの

雰囲気にはない

自由の空気というものが

昔はありましたが

いまの大学は

高校以下のところもありまして・・・

学生たちは大学とは

アルバイトに精出す時間

と思い込んでいるらしく

「大学時代に有意義だったこと」

のアンケートの大半が

「アルバイトで得たこと」

なんて

嘘のようなほんとの話。

高卒だけでは足らないものは

「自由の空気」

「遊びの精神」

「心の中のゆとり」

などを挙げた人もいる

けれど

それは昔の話です。

良き時代の大学を知って

いる人の話。

いまは小学校より短い

夏休み、出席を取る、

親にいちいち報告する、

まるでお子様の幼稚園で

ございますと

現役の大学の先生が

語ってくれました。

高卒よ、希望は

あなたに !!