健康に暮らしていた
一人暮らしの
ある老女に
息子夫婦が同居
することに。
息子はもちろん
親の面倒を見ようという
殊勝な心根からでした。
が・・・
老女はたちまち
ぼけが始まり
やがて亡くなって
しまいました。
ああ、同居の良し悪しは
ここにはっきりしております。
「死後発見二週間」とか
の浅ましさからは
逃れられるかもしれない
けれど
死期を早めるとか
ぼけが進むとかにも
たいした効果がある
ってことですね。
老女の私は今
一人暮らしをしつつ
「一人でトイレにいける」
「自分で風呂に入れる」
ってことが
とても大きな「幸せ」に
思えるのでした。