人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

同居でおしまい

2015年11月28日 | 日記

健康に暮らしていた

一人暮らしの

ある老女に

息子夫婦が同居

することに。

息子はもちろん

親の面倒を見ようという

殊勝な心根からでした。

が・・・

老女はたちまち

ぼけが始まり

やがて亡くなって

しまいました。

ああ、同居の良し悪しは

ここにはっきりしております。

「死後発見二週間」とか

の浅ましさからは

逃れられるかもしれない

けれど

死期を早めるとか

ぼけが進むとかにも

たいした効果がある

ってことですね。

老女の私は今

一人暮らしをしつつ

「一人でトイレにいける」

「自分で風呂に入れる」

ってことが

とても大きな「幸せ」に

思えるのでした。