人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

蒼穹の昴

2016年01月05日 | 読書

浅田次郎『蒼穹の昴』

またどうして浅田氏はこんなに

満洲に通じているの?

と、まずは驚嘆しました。

今ちょうど李鴻章の出現を読んで

いるところですが

いつのまにか

現在のCHINAを思い浮かべつつ

読んでいました。

軍と官僚の腐敗をよそに

彼は自費で軍隊を作って

太平天国の乱を鎮めてしまう

のですね。

北京の巨大組織が古びた

儒教の儀礼に明け暮れて

いる間に

天津では夜が明けようとしていた

のですね。

これを今に当てはめると

どうでしょうか。

北京の独裁をよそに

天津では・・・

あ、爆発火災が・・・