浅田次郎『蒼穹の昴』
またどうして浅田氏はこんなに
満洲に通じているの?
と、まずは驚嘆しました。
今ちょうど李鴻章の出現を読んで
いるところですが
いつのまにか
現在のCHINAを思い浮かべつつ
読んでいました。
軍と官僚の腐敗をよそに
彼は自費で軍隊を作って
太平天国の乱を鎮めてしまう
のですね。
北京の巨大組織が古びた
儒教の儀礼に明け暮れて
いる間に
天津では夜が明けようとしていた
のですね。
これを今に当てはめると
どうでしょうか。
北京の独裁をよそに
天津では・・・
あ、爆発火災が・・・