出雲和紙と書かれた
古い古い紙、封筒、便箋などを
とある旧家の方からいただきました
その紙たるや
軽くしかもずっしりと存在感溢れ
手触りは神秘的でさえあり
と
いつまでも賛美していたいような
素晴らしい工芸品なのでした
でも、くださった方は
捨てるのはちょっともったいないかな
程度の認識で
あなた、これはいまとなっては高価なもの
ですよと
教えてあげました。
そしてこれらの和紙をヨーロッパの
友人たちに贈ると
どんなに喜ばれることかと
申しましたら
びーーーっくりしていました。
もちろんヨーロッパのなかでも
こんな和紙を喜ぶのは少数派と思います
が
それにしても
こんなすごい和紙が
というより日本の伝統工芸が
もっともっと国の保護を受けて
継承されていかねば
と
つくづく思ったのでありました。
例えばそこに弟子入りした少年少女には
高校に通う学費生活費全面援助としたら
どれだけ日本は
潤いのある社会になることか・・・