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今は晩冬 大寒 第七十二候 鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)

2012年02月02日 | 四季
晩冬 大寒 第七十二候 鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)

大寒
一年で最も寒さの厳しい時期です。この時期にあえて
武道や水泳などの稽古を行うことを寒稽古といいます。
寒さに耐える体力とともに、精神力を養うのにも最適
な季節ということでしょう。

鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)
春の到来を感じた鶏が、卵を産み始める時期とされます。
鶏は鳴いて夜明けを知らせるため、日本でも古来、神や
悪霊が来往する夜と人間が活動する昼との境目を告げる
霊鳥と見なされてきました。「天の岩屋戸神話」でも
岩屋に隠れた太陽神・天照大神を外に連れ出すのに
一役買っており、太陽再生信仰との結びつきが見られ
ます。このようなことからも、鶏は、長く暗い冬の
終わりと春の到来を期するにふさわしい動物といえるの
ではないでしょうか。

旬のさかなは真鯛です


身は歯ごたえのある白身で、他の魚に比べて臭みや脂肪な
どの癖も強くない。また、鮮度の落ちが遅いのも特徴である。
刺身、焼き魚、吸い物、煮付け、鍋料理、鯛めし、天ぷら
など多種多様な料理に用いられる。
日本では古くからマダイは鮮やかな赤い体色と「メデタイ」
との語呂合わせから、めでたい魚と考えられ、慶祝事や神道
の祭において欠かせない高級食材とされてきた。需要が多い
ため、養殖や放流も行われます。

旬のやさいはセロリです


ヨーロッパ・中近東の広い地域にわたる冷涼な高地の湿原が
原産といわれる。古代ローマ・ギリシャにおいては食用にせ
ず整腸剤、強壮剤、香料として利用された。食用に使われる
ようになったのは17世紀に入ってから。
加藤清正が文禄・慶長の役の際に日本に持ち帰ったという説
がある。そののち、1800年頃にオランダ船により運ばれたが、
独特の強い香りのために普及しなかった。盛んに栽培される
ようになったのは戦後、食生活が洋風化していってからの
ことであります。

旬のやさいは牛蒡です


日本で自生はしていないが、縄文時代に渡来したとか、平安
時代に日本に伝わったともいわれる[1]。主に食すようになっ
たのは江戸時代から明治にかけてであり、根や葉を食用とする。
日本では根を食用としてきんぴらや天ぷらのかき揚げなどに
使われるほか煮物に用い、近年では細切りにした根を湯がい
てサラダにもする。旬は初冬で、新ゴボウは初夏となります。

季節の楽しみは節分です


節分は、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の
前日のこと。節分とは「季節を分ける」ことをも意味している。
江戸時代以降は特に立春の前日を指す場合が多い。
季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられており、
それを追い払うための悪霊ばらい行事が執り行われる。
豆を撒き、撒かれた豆を自分の年齢(数え年)の数だけ食べる。
また、自分の年の数の1つ多く食べると、体が丈夫になり、
風邪をひかないというならわしがあるところもある。
豆は「魔滅」に通じ、鬼に豆をぶつけることにより、
邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いがあります。


日本語って綺麗で良いですよね!好きです!

コメント
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