双六小屋

双六小屋は
収容人数200人
あのあたりの山小屋の中では
ダントツに多い
んだけど
今回割り振られたのが


◯◯(部屋名)の17から20のスペースを使ってください


つまり混雑時はひとつの布団に二人寝かせる計算のよう


今回も日曜日に紅葉の見頃が重なって
かなり混雑していた

しかも敷布団が微妙にスペースよりも長いので
頭の方を少し折ったりして

でも快適だった
布団は乾燥していて心地よく
乾燥室、更衣室、トイレは一応水洗
お湯もお茶も飲料水も無料
今回は連泊したが二日目の夕食のメニューを変えてくれた

ただこの季節は日没後はかなり寒くなって
小屋の中で一番暖かいのは
乾燥室の中だった

遭対協の副隊長だというおじさんもいて
一緒に飲んだりした


とにかく予約なしでも泊まれて
トイレもわりかしきれい
食事は普通
お弁当は朝食とほぼ同内容
鮭と佃煮と煮豆とか
ただし、かっちりしたトレーに詰められているので
食べ終わったあとにまるめられなくて
ザックの中で場所をとるかも

携帯の充電は
廊下のコンセントで無料でできた
(特に掲示なし、譲り合って)



悪い小屋じゃなかった

えのき茸のような霜柱だった

今朝
双六小屋から鏡平へ下る途中
登山道のわきには
あちこちに霜柱が立っていて

サイズも密集の度合いも
まるでモヤシかえのき茸のようだった

伸びすぎて自立できずに
横倒しになって
朝の日差しに銀色にかがやいていた

特に雪田花見平あたり？
には絨毯のように銀色の霜柱が埋め尽くしていた

山肌に銀の毛が生えたみたいだった





霜柱は山の第二次性徴で
やがて春の訪れとともに
うら若き乙女の装いするのでしょう



なんちゃって









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探さないでください

無事下山しました



写真は鏡平から見た槍ヶ岳