現代か未来
架空の時空
どこか小高い丘の上の寂れた公園
その中にある廃屋のような家
に自分とakiが暮らしているようだった
扉のないタイル張りのトイレの床に
汚れた姿の人が寝ていて
あれは誰?
とakiに訪ねると
あれは私
熱中症だからそこで寝てるの
(そこが涼しいから)
えっと思ってよく見てみると
確かにその寝ている人は
akiの顔をしていた
少し時間が変化して
朝の身支度の様子になり
元気なakiが顔を洗うために
ものすごい早さで
階段をかけ降りていく後ろ姿を見ながら
元気だなと思い
自分も朝ごはんの支度しなくちゃ
と炊事場まで駆け出すと
途中にはしごのように急な下りがあって
下から大勢上ってきてるようす
わきに避けて待ったけど
ぜんぜん上がってこないので
どうやらその人たちは実体のない人達なのだと思い
後ろ向きになって突っ切るように
はしごを降りた
わびしいけど
後半はすがすがしい? 雰囲気だった