TRITON

自作の不思議な画像とひとりごとと時々ベトナム語のblogです
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2020年04月16日 17時37分38秒 | ひとりごと
夕景

日が長くなったなぁ
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小さな神様の系譜 ~「ちはやふる」を読んで思ったこと( ̄▽ ̄;)

2020年04月16日 10時37分24秒 | ひとりごと

もともと旅行にいくつもりで
3日間休みを取っていたのだが
緊急事態宣言を真に受けて
キャンセルしてしまった
なので
1日目は日帰りで箱根に行ったが
残りは家でマンガを読んで過ごした
何を読んだかというと
「ちはやふる」である
そう、あの百人一首のマンガである
もともとネットで読んでいて
21巻まで読んで止まっていたのだが
それを今回の休みに始めから読みなおしてみた
そしたらやっぱりおもしろくて
続きが気になったので
そのまま一気に最後まで読んでしまった





ストーリーとは別に
おもしろいなぁと思ったのは
若宮詩暢という主人公のライバルの
「かるたの札の1枚1枚が私には小さな神様に見える」
という台詞である
この子は子供の頃からあまり友達がおらず
ひとりでかるたで遊んでいて
かるた以外には何もできない
他人とコミュニケーションをとるのも苦手な子なのだが
まさにかるたを心の支えとして生きているのだ


ここで私は
私が神とも崇める佐藤さとる氏の
「だれも知らない小さな国」
を連想したのだ


「だれも知らない小さな国」について
作者の佐藤さとる氏は
子供の頃に空想して遊んでいた昔話の登場人物たちが
自分が成長する過程で
現実世界のリアリティーと整合性を得るために
小人ほどの大きさに縮んでいった
というように述べている
(かなり意訳しているが😅)
そして氏の作品において
これらの小さな神様たち
氏の言葉によれば
現実世界におけるファンタジー
(人間の心の中に育まれたもうひとつの現実)
というのは
困難な状況(それは戦争であったり幼少期の孤独であったりする)
を乗り越えるための心の支えとなりうる
ものであるということになる
「だれも知らない小さな国」においても
主人公が子供の頃にいちどだけ見た小人を
自分だけの神様として心の支えとして
孤独な子供時代を乗り切る
というくだりがある


氏のファンタジー作品には
ファンタジー(心の中の世界)=心の支え
という構図がしばしば現れている
例をあげれば
「ネムリコの話」「小鬼が来るとき」「魔法使いの近道」
ファンタジーではないが「開かずの間」などもそうである




まあ、私にそのような心の支えになるほどの
豊かな内面世界があるのかは疑問であるが
競技かるたに青春を懸ける少年少女の姿に触れて
今回の休みで多少は小さな心が広がったのはないかな
と思うしだいである

コメント (3)
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2020年04月16日 09時25分31秒 | ひとりごと

コロナが終息しても
人と近づくことが
なんだか怖くなっちゃいそうだな


仕事中は常に濃厚接触だけどね( ̄▽ ̄;)
.

 

 

 

コメント
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