死んだばかりのひとは
まだ温かくてやわらかくて
うっすらと開いた瞳には
まるで生きているみたいに
不思議な輝きが宿っている
呼吸は止まっていても
その肉体はほんの少し前まで生きていた
今もどれくらい違うというのか
命とはなんであろうか
それは私たちの身体のどこに宿っているのだろうか
死んだばかりのひとは
まだ温かくてやわらかくて
うっすらと開いた瞳には
まるで生きているみたいに
不思議な輝きが宿っている
呼吸は止まっていても
その肉体はほんの少し前まで生きていた
今もどれくらい違うというのか
命とはなんであろうか
それは私たちの身体のどこに宿っているのだろうか
例えば、朝起きたばかりの人のベッドには、
まだその人の体温が残っているのと同じように、
死んだばかりのひとの「なきがら」にも、まだ生命の余韻が残ってるんでしょうね。
◎玉の緒の 切れて翔び去る 霊魂(みたま)にも まだ肉体(うつしみ)への 未練有りしか
生命の余韻とはすてきな表現ですね