Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

これもまた初物

2020-02-02 23:38:04 | つぶやき

 

「たかなみ」

 初物に巡り合った話を昨日記した。今日2月2日、横須賀港から護衛艦「たかなみ」が中東に向かって派遣される。横須賀港を訪れるのも初物であるとともに、これが最後かもしれない。「たかなみ」が派遣される前日に横須賀港を訪れたのも、たまたまの話で、ニュースでは耳にしていたが、「明日なのか」、そして「この船が行くのだ」と、微かな中に思いはせた。もちろんたまたまであるが、少しながら身近に感じて、観光という一視線で眺めたに過ぎない。いわゆる「YOKOSUKA軍港めぐり」という船に乗った。横須賀港にある吾妻島をぐるっと1周してくる観光船であるが、その間止むことなく港内に見えるモノを説明してくれる。横須賀米国海軍施設や海上自衛隊 横須賀地方総監部があるから、自ずと港に停泊している船の説明が中心である。

 

ミサイル駆逐艦マスティン

 

空母ロナルド・レーガン

 海上自衛隊 横須賀地方総監部に横付けされていたのが、もちろん「たかなみ」である。本日出航となるのだから当然のことで、出航を前に準備されていた。その向かいには横須賀米国海軍施設があるから、米軍の船が停まっている。ミサイル駆逐艦マスティンやよく知られる空母ロナルド・レーガンが見られた。

 

潜水艦救難母艦「ちよだ」

 

 多くの自衛隊所管の船が停まっており、「ちよだ」は潜水艦救難母艦、107「いかづち」、115「あきづき」、111「おおなみ」、116「てるづき」はいずれも「たかなみ」と同じ護衛艦。6102は試験艦「あすか」、423は補給艦「ときわ」だ。

 

 さて、そんな船はともかくとして、久しぶりに天気が良かったようで、遠方に東京スカイツリーがかすかに見えた。わたしは視力が低いから肉眼ではおぼろげであったが、眼の良い人にはちゃんと見えただろう。そういえば、横浜から鎌倉への途上では、富士山がきれいにそびえていた。富士山がきれいに見える地域は「広い」とつくづく感じる。

 

 下船してくると、ヴェルニー公園には人が集まっていた。都会であるから「大勢」という形容が正しいかどうか。どのくらいだろうか、100人くらいだろうか。護衛艦「たかなみ」が情報収集活動のため中東海域に派遣されることに反対する人々だ。「むりやり行かすな自衛隊」という横断幕に違和感を覚え、思わず公園にあった滑り台の上に上って集会の様子を捉えた。それぞれの団体の旗を持って集まっているが、なんとなくその団体の役員だけが集まっている、という感じだった。


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