月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

壬生狂言のはなし

2014年10月11日 21時20分54秒 | ふうわりふわり(坊守日記)


龍谷大学校友会女子会のイベントの壬生狂言観覧に行ってきました♪

壬生寺にもはじめてお参りさせていただきました

律宗のお寺で、地蔵菩薩様が御本尊でした

さて、壬生狂言とは…700年前、円覚上人が群衆を前に、仏法をわかりやすく説くために始めた、身ぶり手ぶりの無言劇がその始まりだそうです

一般の狂言とは違い、演者全員が仮面をつけ、お囃子の音のみで、一切セリフ無しに無言で演じます



仮面とは無表情なものと思いきや、首の角度や手の動きで様々な表情になります

言葉のない世界が、演者の技量と観客の期待と想像力とで、にぎやかに描かれている壬生狂言♪

はじめてでしたが、とても楽しい時間をいただきました