今朝、降る雪を見ながら口ずさんだのは…
「ゆーきーのふーるまーちをー、じゃじゃじゃじゃーん」
歌いながら、子どもの頃、父と遊んだことを思い出しました
お馬さんになった父の背中に私が乗って、歌に合わせて5歩進み、「じゃじゃじゃじゃーん」って言いながら父が背中を揺するのです
私は振り落とされないように父の背中にしがみつきます
1番を歌い終わるまでしがみついてたらOK!
振り落とされたら、姉や弟と交代!
きゃーきゃーとにぎやかに遊んでいたことを思い出しました
それにしても、1番はちゃんと歌えるのです
さすがに2番はわかりませんが…
歌詞が合っているかどうか調べてみると、合っていたことにも驚きでしたが、何よりもこの『雪の降る街を』の歌詞がとってもせつなく、心に沁みるものだったということを初めて知りました
山陰地方の冬は寒いです…すきま風の吹く古い座敷で、父の背中にしがみついていたのは、楽しかっただけではなく、とっても暖かかったからかもしれな…って
降る雪を見ながら思います
『雪の降る街を』
内村直也作詞
中田喜直作曲
雪の降る街を 雪の降る街を
想い出だけが 通りすぎてゆく
雪の降る街を
遠い国から 落ちてくる
この想い出を この想い出を
いつの日かつつまん
温(あたた)かき幸せのほほえみ
雪の降る街を 雪の降る街を
足音だけが 追いかけてゆく
雪の降る街を
ひとり心に 充(み)ちてくる
この哀(かな)しみを この哀しみを
いつの日かほぐさん
緑なす春の日のそよ風
雪の降る街を 雪の降る街を
息吹(いぶき)とともに こみあげてくる
雪の降る街を
誰もわからぬ わが心
このむなしさを このむなしさを
いつの日か祈らん
新しき光降る鐘の音(ね)