月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

花づくし念仏讃歌のはなし

2019年11月05日 16時20分16秒 | ふうわりふわり(坊守日記)


今日はJ講中のお取り越し報恩講でした。

正信偈のおつとめ、ご院さんのご法話の後、皆さんと一緒に「花づくし念仏讃歌」を歌いました。

講堂に丁寧に書かれた歌詞額が掲げられてあります。

代々歌い継がれたお念仏の歌です。


花づくし念仏讃歌

花のみやこにいたるには

おみのりひとつをきくの花

きけばしんじんうりの花

うたがいひとつはなしの花

つみとさはりはけしの花

これはこれはとゆりの花

さはりはあみだにはぎの花

みだれごころのばらの花

さんげのこころに鬼あざみ

ねんぶつほうしゃはつげの花

だいひのおやはなでしかの

こうみょうせっしゅのだきぼたん

はなのかおりをとわれても

すもものあじとうめの花

こころのうちにさくあやめ

ここちもよしののさくら花

むじょうのかぜに花ちらば

そのままじょうどのはすの花

つきひもはやくたちばなの

こころもさがるふじの花

しっぽうじゅりんの花えんに

うぐいすまでもよろこびを

ほうをきけようとなきつげる

みのりのはるのありの花

おさなきこまでもほほづきと

いふあさがおもくちひらき

なもあみだぶつともうすなり

ああ、ありがたや なもあみだぶつ‥‥