3月3日はお雛様の日ですが
私にとって、とてもとても大切で懐かしいおふた方のご祥月命日です。
SおばちゃんとTおばあちゃん。
Sおばちゃんはいちばんのご近所で、いつも助けてくださったり、手伝ってくださったり。
ある時、私が悲しいことを打ち明けると、「一緒に泣いてあげることしかできん」と言って涙してくださった優しいおばちゃんでした。
今日は13回忌、ご院さんのおつとめの声を聞かせていただきながら、おばちゃんの声も思い出していました。
Tおばあちゃんは、ご夫妻でご院さんを孫のように可愛がってくださっていて、私が嫁いでからは、私と子どもたちもとてもとても可愛いがってくださいました。
「かわいやの〜、かわいやの〜」って、優しいお顔で子どもたちにも声をかけてくださいました。
丹精込めて栽培されたハウスの苺を、子どもたちに「いっぱい採ってよ〜」と存分に苺摘みをさせてくださったこともありました。
「もっと採りさい、もっと採りさい」って、そのお顔は仏さまのようでした。
おふたりには本当にお世話になりました。
この日は「おふたりのように優しくなりたい」と思う日です。
少しでも、少しでも、おふたりのように
優しくなりたい‥‥