月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

話之相手

2012年10月27日 21時26分42秒 | 仏々相念(住職日記)

朗らかで・・・

 

もう去年は一年の半分は病院でした。

心臓の手術に骨折・・・

いろいろ重なり大変でした。

 

そんなしんどいことが続くと何かに祟られているのではって思うよくあるパターン。

でも、このお婆ちゃん、そんなことを一切おっしゃられなかった。

「ご院さん、私ねデイサービスに行ってもよく言われるんです・・・どこが悪いの?って。

どこが悪いのって言われても、痛いところを全部言っても信じてもらえません。

こうやって明るく言うもんですから・・・」

「なるほど!痛いところなさそうに見えるもんね!」

「でも、暗く言ったところでどうなるものでもなく、それならば明るい方がいいじゃないですか!

それにこうやって話し相手がいてくれて一緒に話していると痛みを忘れるのです。」

 

なるほどな~・・・

私みたいに一人で暗くいますと痛いところを探してより痛くなるような気がします。

悪い方、悪い方にと物事考えて・・・

 

坊守や子どもたちと話していると和んでいますもんね。

やっぱり、話し相手って大切です。

 

一人ぼっちでも安心安心。

ず~っと阿弥陀さまが伽をしとって下さいました。

 

一人ぼっちじゃなかった!


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